12/14 十大主星を稼働・陽転させるための「環境づくり」前半(貫索星~禄存星)
本日は、十大主星を稼働・陽転させるための「環境づくり」について説明いたします。
十大主星というのは、日干(自分)と別の十干(天干・蔵干)との関係から生まれてくるものです。
「命式」というのは、
自分(日干)とそれを取り巻く環境を示すものである、ということは常々説明しているとおり、
陰占の命式は、
自分=日干と、
自分に精神的な影響を与える存在=年干(父親・目上など)、月干(子供・目下など)
自分に現実的な影響を与える存在=年支(母親・友人・社会で出会う他人など)、月支(自分の居場所・拠り所にいる存在など)、日支(自分の家庭・身内・配偶者など)
…によって構成されており、
陰占の命式どおりの関係が、実際の人生において、自分の環境にあることによって、
宿命どおりの人生=宿命の消化が実現することになるのですが、
自分の心(=気持ち、感じ方、能力・才能など)というのは、十大主星に現れており、
十大主星が成長し、成熟し、見事な発揮を実現するには、
日干(自分)と、別の十干(天干・蔵干=自分以外の人間)との関係によって、その十大主星の能力が育まれ、その能力発揮が促されることが必要となります。
逆にいえば、十大主星の能力発揮は、
他人との関わり(=別の天干・蔵干)との関係なしには、育まれることはなく、その能力発揮が確りとしたかたちで実現することもないのだということで、
真に十大主星を発揮することができるようになるためには、
つまり、十大主星を稼働・陽転させるためには、
その十大主星の発揮が育まれ、その能力発揮が促されるような「環境づくり」が重要であるということです。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?