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1/20 因縁解脱をもたらす西方納音、初旬西方納音は「親の運気を破る」ということの意味

昨日の続き、本日は日干支の納音、
いわゆる「西方の納音」のお話です。

西方とは、
家庭の世界、プライベートの人間関係という意味とともに、
過去、結果という、
「自分が生きてきたものが溜まる場所」という意味があります。

これは、十二支において真西に位置する酉金の「酉」というのが、
酒甕(酒を入れるカメ)を表す象形文字で、
その酒甕の中に麹をためて発酵させる(寝かせる)ことから、
西方というのは、
蓄積する場所、それまでの人生で獲得したものをためておく場所、というところからきているのですが、

その西方において納音が起こる場合には、
それまでの人生で溜めてきたその流れが、
退気から進気に転換する、方向転換する、
それまでの結果を手放す・それまで溜めてきたものが失われる
…という意味・現象となります。

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