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9/17 十二大従星の「裏」② 十二大従星の陰転とは?天印星⇔天堂星

昨日の続きです。
引き続き、十二大従星の「裏」についてご説明いたします。
「裏」とは何か?の概要については、昨日説明しておりますので、先にそちらをご覧いただくほうが良い内容です。

さて、早速ですが、この「裏」の理解には、
その根底にある東洋思想の構造(及び西洋思想の構造)についての、しっかりとした認識が必要であるため、まず、本日はそこからご説明いたします。

私たちは、生まれてこの方、西洋的な直線思考の世界観で学校教育受けてきた結果、直線思考的世界観で物事を捉えるのがデフォルトになってしまっており、

何にしても、物事の性質が「これ」という性質ですよ、と学び知ったならば、その性質が、生まれたときから死ぬときまで、変化することなく持続する、
何にしても、物事の性質として「これ」という性質を説かれたならば、その性質が、恒常的に発揮されるものであると考える、
=直線思考で物事を捉える傾向にあり、

十二大従星の性質の捉え方にしても、
天印星が赤子の星であり、「担がれ運」の星ですよ、と捉えたら、生まれたときから死ぬときまで、その「担がれ運」という性質をもつものだというように考えがちなのですが、

実際のところをいえば、この世界というのは何にしても、
植物の種が芽吹き、葉を広げて育ち、繁って盛りを迎えた後に枯れ、萎れていく…というその植物の変化の確かさと同じように、
あらゆるものは常に変化しながら成長し、練れ、熟した先に廃(すた)れていくのが万物に共通した仕組み・法則であり、
=円環思考で物事を捉えるべきなのであって、

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