むげん

無限を感じてみたい。結局買わなくても、なんだってほしいものは買えるという気持ちになってみたい。こわいものなんて何もない。そういう気持ちになってみたい。
でも逆に無限の世界にいたから、制限だらけの中を懸命にがむしゃらになってみたいがためにここに来たのかもしれない。小さくいると目立たずに矢面にならず、楽でもある。性格もやさしく、口も達者ではない。競ってストレスになるなら、結局自分にはこの程度だと逆に自分に適当な限度をさだめている。
でも私は私なりに至った今を気に入っている。
多くの人はうらやまないだろう。でも私には素晴らしい。限界の細い道をたどったいまここの楽園。おもしろおかしく。道はつながるもの。

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