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働くママさん入院記(術後1日目)

こんばんは。生還してまいりました。昨日13時から予定通り手術室に入り、手術が終わったのは16時過ぎ。そこから長い長い夜を経て今に至ります。

いやぁ、昨日、今日で色々な経験積みました。正直まだ本調子ではなく、体中が痛い・・・涙

順を追って書いていこうと思います。12時半ごろに手術着に着替え、弾性ストッキングを装着し準備万端病室で待っていました。そこに看護師さん(めっちゃ美人)がやってきて、歩いて手術室に向かいました。付き添いの夫と父母と5人でぞろぞろと4階の手術室に。そこでみんなと別れ、美人看護師さんと私は手術室の中に。自動ドアの奥にはたくさんの手術室があって圧巻!こんなところに入れるなんて・・・と少しテンションアップのわたし。

そこで椅子に座り、念入りに名前や既往症等の最終チェックをするために、手術着を着た看護師さん(これまたすごーーく美人)とバトンタッチ。ほんと美人すぎてうっとり。隣の部屋では、帝王切開をするとおぼしき人が同じように質疑応答をしてました。そしてその手術着の美人看護師さんとともに手術室の中に入りベッドの上に。ベッドはごつごつしていてせまく、下には電気毛布のようなものが敷かれていてとてもあたたかく・・・。美人看護師さんは私を緊張させないように、やさしくやさしく導いてくれて、ドクターXばりに肩に手を置いて「大丈夫ですよ。」って寄り添ってくれました。ほんと感謝。

執刀医の先生は、助手らしき人と話をしていた。麻酔をかけて準備がおわるまで色々話をしているようでした。

ベッドに横たわると、眼鏡をとられ、マスクもとられ、酸素マスクをつけてもらいました。そこで黒縁眼鏡をかけた麻酔医師がのぞきこんで挨拶をしてくれました。もう一人麻酔医師がいて、どうもその方のほうが先輩らしく、色々と指示をしていて、その間も私には美人看護師さんが寄り添ってくれていて、いよいよ感が増してきていました。

ふと気づくと手術室には音楽が流れていて・・・そのチョイスがなんとアメリカン50’s!びっくり!誰の趣味なんやろーとにやにやしているうちに2曲目が。2曲目はなんと天空の城ラピュタ!!と、またにやけてるうちに「では麻酔しますよ。」と言われ、しばらく天井を眺めているうちに、地面にぐーーーっとひっぱられるような感覚とともに無。

しっかり覚えていないけど、なんか夢をみていた感覚の中目覚めたら、まわりが「目覚めました!」とざわつき、みんな忙しそうだなと思った次の瞬間激痛に顔をゆがめることに。痛みは帝王切開くらいかなーと勝手に思っていたわたし、完全になめてました!!帝王切開の倍くらい痛い(当社比)。なんていうか陣痛+内蔵が全部痛くて痛くて。思わず「こ、こ、こんなに痛いもんなんですね・・・」とつぶやいたら、「部屋に戻ったら痛み止め打ってあげるからちょっとだけ我慢してね」と言われました。一番気になっていた「お腹切りましたか?」って聞いたら、「大丈夫、腹腔鏡でできたから切っていないよ。」といわれ一安心。

そこから自分の病室までベッドで運ばれていったんだけど、内臓は痛いわ、寝たまま運ばれるから車酔いみたいになるわで吐きそうになり、ここで初めて手術前に絶食だった意味がわかった!ってうつろな頭で考えてました。胃にもの入ってたら確実に吐いてたな、私。

部屋に戻ったら夫、父母が待っててくれたんだけど、やっぱりあまりの痛さにろくに愛想もできず、ひたすら痛み止めを待ってました。色々処置したのち、ようやく痛み止めを持ってきてくれたんだけど、それがなんと筋肉注射。いたーーい!でも、内臓の痛みの方が強くて注射の痛みは意外と平気だったという。そこからは痛み止めが効くまで激痛に耐え、眠ろうにもなかなな眠れずうつろーーーなままひたすら朝になるのを待ってました。途中何回もかわるがわる看護師さんが世話をしにきてくれてありがたいなぁと思う反面、ぜんぜん眠れず・・・。悶々としながらようやく朝を迎えました。

朝になったらまたまた激痛が襲ってきたので座薬の痛み止めをいれてもらって、少し落ち着いたころに執刀してくれた先生とおじいちゃん先生が顔をみにきてくれました。色々聞きたいことあったけどろくに話ができないわたし。そのうち痛み止めも効いてきてほっと一息。

しばらくすると看護師さんが「歯磨きしてすっきりしましょう!さあ上半身を起こして!」とさわやかな朝の空気をまとってやってきてくれたので、なんとなくつらい夜に終止符が打たれた気になり、気持ちを入れ替えられたかな。

そのあとは、体をきれいにふいて着替えもして、夕方までには体中につながっていたすべての管も取れはれてふつうの身に戻りました。まだ色々なところが痛いけれど、なるべく動いてくださいね、と言われてます。

この痛みを自分なりに分析してみると・・・一番痛いのはやっぱり内臓。とった部位らへんが痛い。つぎに胃。なぜか胃が痛い。それと肩。これは腹腔鏡手術をするためにお腹をふくらませる炭酸ガスがなぜか肩に抜ける影響らしく。とにかく全部痛い。看護師さん曰く、腸はすごく動いているから、その動きで傷を刺激している痛みもあるだろうとのこと。腹腔鏡手術は回復早いとは聞いていたけど、こんなに痛いということを身をもって知りました。そりゃそうだよね。お腹の中切ってんだから平気なはずないか。あとは術後からずーーーっと微熱。安定の37.5度。これもまぁこんなもんらしい。

明日は木曜日。なんかすでに日付の感覚ゆがんでいるけど、このまま順調にいけば土曜には退院らしいっす。あーー、病院快適だし家に帰るよりこのままここにいたほうがゆっくりできるのになーと不謹慎なことを考えるわたし。子供たちは母の帰りを待っててくれてるだろうか?!とふとさみしくも感じるけど、残り少ない入院生活満喫するぞーーー!!!



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