安定することと変化し続けることの相関
安定を得ることと留まり続けないことは背反のようでいてその実はつながっている。
子会社に仕事を発注するとその仕事の品質に驚く。
これならよその会社に依頼した方が安くて品質のいいものができあがるな、と。
それでも会社の仕組み上、子会社に仕事を依頼しないわけにはいかなかったりするわけで。
いろいろ改善をお願いしても、そういう事情をわかっているから彼らも改善しようともしなかったりする。
売上の100%が親会社であるような会社は、会社として滅びの道をたどるしかない。
確かに親会社の理不尽な要求にこたえるしんどさはあるだろうけど、自分で自発的に仕事を取りに行ったり、改善を行ったり、大海で同業他社と競争することをしていないから成長がない。
そういう企業努力をしないから最終的によその会社に頼んだ方があきらかにメリットがあるという判断につながった時、会社を整理することになるんだと思う。
親会社の理不尽な要求にずっと応えてきたのに、親会社の勝手な都合でつぶされたと彼らは思うんだろうけれど。
そもそも売上の100%が親会社という時点で親会社への依存度が強すぎるというリスクを抱えているのに、どうして対策しようとしないのか。
他の収入源を確保するため、市場競争力をつけようと努力することは必要不可欠なのです。
マーケットは常に変化する。その変化に応じて企業や個人は常にニーズへの提供力を向上させていく必要がある。
私自身も常に自分はお客様に何が提供できるのかと問いかけ続けている。
安定してあり続けるためには、常に変化し続ける必要があると私は思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?