トラリピを一か月試してみた結果
前回シストレの話をしましたが、今回はシストレの中でも連続発注型のシストレについて書きます。
私がこの一か月行っていたのはマネースクエア社のトラリピです。ツイッターランドでもトラリピは評判が高かったのと現在手数料無料キャンペーンをやっていることもあってこのタイミングではじめました(キャンペーンは9月末まで続くようなのでよかったらどうぞ)。
【2019/1/19追記】
マネースクエア社はトラリピの手数料を無料化しました。
手数料無料だとどうやって会社は儲けるの?って思われるかもしれませんが、各取引(例えばドル円)の売値と買値の値は異なっていますよね、これをスプレッドと言いますが、この差額でFX会社は利益を得ています。
トラリピの基本はリピートイフダン注文です。この位置で買って、ここまで上がったら売るよっていうのをあらかじめ設定しておくような注文です。裁量トレード(手動取引)でもイフダン注文(新規と決済の指値注文)を行えますが、一度取引が完了したら同じ注文をしたければもう一度注文を出す必要があります。トラリピはそれを自動的に繰り返してくれます。そのため、レンジ相場にある場合は何回も底値と天井を繰り返すため、同注文を繰り返すことで安定的に利益をあげることができます。
トラリピに限らずリピート系FXは自動的に注文を繰り返してくれるので、基本的に放置しておけることがメリットだと考えています。その分裁量トレードよりスプレッドは広めなので、それは自動化分の手数料だと思っています。めんどくさくても自分で毎回注文を入れるよっていう人はトラリピ機能を使わずに、手動でやった方がお得です。
私はこの一か月お試しで、豪ドル円の0.1万通貨単位で利益金額(利確幅)500円で約5000円の利益でした。ちなみにぐるトレでは0.5万通貨単位で11万円の利益らしいので、同じ条件ではぐるトレの方が上下両方取れるので利益率がいいです。ただし、含み損はぐるトレは139,961円で私が780円だから、ぐるトレをやるにはそれなりの資金投下が不可欠です。ちなみに私の今の取引量だと必要証拠金額は71,400円となっています。
お試しが終わったので、そろそろ本格的にやろうかと思っています。最初は取引量を単純に増やそうと思っていたのですが、それよりも通貨ペアを増やした方がいいと思いました。豪ドル円の買いトラを選択しているのはリピート系は長期保有することになるのでスワップを考えたこともありますが、豪ドル円は長い足で見ると他通貨より狭い範囲のレンジになっていてリピートしやすいんですよね。ということで豪ドル円の買いトラにしましたが、トラリピは一方向での仕掛けになるので、買いトラだと下落局面では利益を出すことができないです。そのため、安定した利益を出すためには取引量を増やすより同じような動きをする通貨ペアでマイナススワップの売りトラをしたいと思いました。前回書いたようにスイスフラン円がおすすめなのですが、トラリピではスイスフラン円は扱っていないようです。。残念。仕方ないのでユーロ円にしようと思います。ただしユーロ円は上下への振れ幅が広いのでより資金投下が必要ですね。
リピート系って私ははじめ入り口が大切かと思っていたのですが(豪ドル円の買いトラをするには、豪ドル円がレンジ下限まで待つ必要があると思っていた)、実際やってみて思ったのはレンジ上限で初めても含み損は増えるけれどどうせ長期で稼働させるのだからロスカットにならない資金量投下は不可欠となっているので、どこから始めても問題ないということでした。レンジ幅さえ読めていてコアレンジにトラップを仕掛けられたら特に問題はないと思いました。コアレンジと言っているのは、最安値と最高値を狙う必要はないということです。仕掛けている幅より上回ったら下回ったら逸失リスクが発生しますが、すべてをトラリピで拾わなくてもいいと思っています。コアレンジより下回ったら買いのチャンスです。底値を意識してどこかで大きく買いを裁量で入れましょう。上回ったときは下手に手を出さない方がいいと思うのでシストレではなく裁量でやるべきです。
そして私、ぐるトレも始めようと思っています!!ぐるトレについてもまた書いてみたいと思います。こちらはトラリピとちがってある程度の相場観が必要だと思います。ぐるトレのEAも購入したのでこれを試していきたいと思っています(^^)/