色恋の難足るか、容易いかは女子高生に尋ねるがいい
常日頃から周囲に公言していることがある。
水生生物に色恋の相談はしないほうが身のため。
過去を振り返ると、二十代の頃にあった師は小学生の女子だった。三十代の頃には女子高生を師と仰いだ。嗚呼、
衰退より進化の強さたる。
産むものは常に後だし戦法なのだと女子高生は云う。
言い得て妙だ。
やおらと、やおいの夢をみているようなわたしとは思考の辺が違う。
時代は思うより悲観になく、
悲観を生むのは、産まないからだと知る。
困ったら齢に言い訳させればいい。
そのうちに負うた子は橋をつくる。
わたしは、その橋から釣りでもしようか。
此だけやればいいものもなく、釣りにしたって餌より魚の気持ちを知ることに糧のあるやもしれず。森羅万象を塩むすびと変換するような脳内伝達エネルギー非効率化のススメより、女子高生の文言たる。
恋は許容、愛は無知、恋愛は労力。