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baby moon.

新聞の片隅、ラジオのひとつまみ、吹けば消えてしまいそうなことを願いたい。

今日も、明日も、一昨日まででも。ねえ、
見てるよ。聞いてるよ。届いてるよ。
 
 
死なんて、自然に委ねればいい。
そんな時間はカップ麺を待つほうがいい。

三分経っても熱いんだ。
熱いなって、誰に伝えるわけでもなく。ただ熱いなって、ちょっと笑ったりしてさ。
 
 
コンビニの煩い灯りも、山奥の寂しい街灯も、あす電気の消えた部屋でも、

夢もありゃしないとか思うまえ、三分前。
 
 
三分あったらできること。
この世に生まれること。

おまえ、よく頑張って生まれてきたね。
 
 
あすのニュースは、きのうよりも新しいはずだよ。
 

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