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子どもたちに伝えたい『生き方を決めるのは他の誰でもなくあなた』


♪「その船を漕いでいけ、お前の手で漕いでいけ!お前のオールを任せるな」(「空船」曲:中島みゆき)
“自分(らしい)の人生を選ぶのは他の誰でもなくあなた”と歌ったTOKIOの2006年の名曲。
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昭和生まれ・40代の私は、何の疑いもなく誰かの敷いたレールに乗って生きてきた。
学生時代は他の子よりたくさん勉強したと思う。(でも本当の意味で自分の頭で何かを考えたことはなかった気がする。小~中~大と決められたカルキュラムをこなすだけのロボット)おかげで東京の大学に入学できた。

そして、その後の道は親世代&マスコミが”当たり前”と謳ったテンプレ人生。
『大学を出て会社員に。35歳で頭金1000万円、35年ローンで3000万円借りて4000万のマンションを買って、60歳まで働きローンを完済し、やっと自由を手にする人生』
毎月のローンに縛られ、会社に縛られもちろん自由はない。(大企業の人が購入するのは、もしかして億ションかもしれないけど、大半が定年まで辞められない状況は同じ)
会社への忠誠心・滅私奉公の代わりに手に入れたのは・・、そう“安定”。
(やはり自由と安定はトレードオフの関係だ)

 ただ、今思うとこれまでは本当にいい時代だった。私が就職した2000年代の日本はITバブル、成長は続いており勢いがあった。みんなで上りのエスカレーターに乗っている感覚だった。
みんな分かっていた。世の中がまだ上り調子の中、あえてリスクを冒すのではなく、みんなと同じ道を歩んでいくのが安心・安全であることを。

でも失われた20年。時代は大きく変わり、日本の凋落はもはや逃れようのない事実。尾石ハルさんがvoicyで話している通り、皆で下りのエスカレーターに乗るのではなく、もはや自分の足で自らが選んだ階段を駆け上がらなくてはダメだ。

私には小学生の子どもがいる。
人生は他の誰のモノでもないし、一度きりだから…。まだ先の話かもしれないけれど、『自分自身で考え、他の誰のモノでもない自分の人生を創り出していけ!』そう伝えていきたい。ハルさんの話を聴いていて、強くそう思った。
(参考)
https://voicy.jp/channel/862/673983

尾石晴「日本の閉塞感を打破する方法(個人編)」


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