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マッスルメモリーで筋肥大効率アップ!?1年間のブランクでも1か月で元のサイズに戻った!

この記事では、マッスルメモリーという現象についてご紹介したいと思います。

マッスルメモリーとは、一度筋トレをして筋肉をつけたら、運動をしなくても筋肉が痩せてしまっても、

再びトレーニングすれば短期間で元の筋肉状態に戻すことができるという現象です。

この記事は、以下のような人に向けて書いています。

  • 筋トレをしていたけど、怪我や仕事などで長期間休んでしまった人

  • 筋トレを休むのが怖い人、筋肉が落ちるのが不安な人

私自身も、1年間のブランクがありましたが、最近筋トレを再開したところ、たったの1か月で筋トレしていた頃のサイズに戻りました。

しかも使用重量はまだ前回の頃よりも軽い重量なのにです。

これはすべてマッスルメモリーのおかげです。

使用重量が元に戻るころには前回休む前よりも筋肥大してるのではないかと考えています。

刺激になれる時間よりもサイズが戻る方が早いので、サイズが戻った後は筋力が戻るまでのトレーニングが上乗せできるのではないかとも思います。

では、マッスルメモリーとはどういう現象なのか、科学的根拠はあるのかなど、詳しく見ていきましょう。

◆マッスルメモリーの科学的根拠

マッスルメモリーは、科学的にも証明されている現象です。

筋トレを休んだとしても、筋肉には以前鍛えられた遺伝子学的な記憶が残っており、再びトレーニングをするとすぐに元通りに戻ることが確認されています。

研究では、筋トレ未経験の男性8人を対象に、以下のような実験を行いました。

  • 週3回のトレーニングを7週間行う

  • その後、7週間筋トレを休む

  • そして再び週3回のトレーニングを7週間行う

その結果、被験者は最初の7週間で筋肉が肥大しましたが、7週間の休養で筋肉量は実験前の状態に戻ってしまいました。

しかし、休養後に再開したトレーニングで、被験者たちの筋肉は再び肥大しました。

しかも、最初の7週間よりもさらに大きく肥大したのです。

つまり、筋肉は一度肥大化した経験を忘れずに記憶しており、再び刺激を与えるとすぐに反応して成長するということです。

マッスルメモリーの科学的根拠は他にもあり、それは筋細胞の核数にあります。

筋細胞は、他の細胞と違って多核性です。

つまり、一つの細胞に複数の核があります。

筋トレをすると、筋細胞に新しい核が追加されます。

これによって、筋肉の合成能力が高まります。

そして筋トレをやめると、筋肉は萎縮して小さくなります。

しかし、核数は減りません。

なので、筋トレを再開すると、核数が多いために、筋肉の合成能力が高くなります。

これによって、筋肉が早く元に戻ります。

◆マッスルメモリーの注意点

マッスルメモリーは素晴らしい現象ですが、注意点もあります。

まず、マッスルメモリーは無限ではありません長期間筋トレをやめてしまうと、核数も減ってしまいます。

その場合は、再開してもすぐに効果が出るとは限りません。

また、マッスルメモリーは筋肉の大きさや形だけを記憶しています。

筋力持久力は別の要素によって決まります。

筋トレを再開したとしても、必ずしもすぐに以前のレベルに戻るとは限りません。

そのため、無理をせずに徐々に負荷を上げていくことが大切です。

◆最後に

マッスルメモリーは、筋トレの再開にとても有利な現象です。

一度得た筋肉は忘れないということを覚えておきましょう。

もし、やめてしまったとしても、再開することを諦めないでください。

マッスルメモリーがあなたをサポートしてくれます。

あなたの筋トレの成功を応援しています。

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