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久々の木馬亭定席8月7日

久々に木馬亭に行ってまいりました。
毎日暑い日が続いていて外出を控えてましたが、午前中は東京芸術劇場でブランチコンサートのチケットを買っていましたので、午後は木馬亭へと強行しました。
前半のお三方は間に合いませんでしたが、暑くても久々に行ってよかったです。

富士綾那さんの終わりから汗だく入場。鑑賞前にトイレでお仕事と駆け込みましたが、トイレ前で澤雪絵さんがゼリーらしきものチュッチュしながら、綾那さんを覗いて(見守って)いました。
演目間違っているかも知れませんがこんな感じでした

富士綾那「別れの峠道」
東家孝太郎「長兵衛売出し」
国本はる乃 *忘れました 体格のいい女の押しかけ女房の話
澤雪絵「幽霊貸家」
富士琴美「燃える絆」*東家三楽代演

綾那さん、いい声出ていました。応援してます。孝太郎さん、ここは男性浪曲師はお客のエンジンをかけるのに少し苦労しますよね。終演後、お客様のお見送りをされていて感心しました。はる乃さん、大ファンのおじさまの声援もありましたが、面白かったし声の通りは相変わらず、大変盛り上がりました。女は顔じゃない!はセリフですよ。澤雪絵さん、入りのテンポといいますか落ち着いた節回しなのに盛り上がるところ、やはり上手です。色っぽい幽霊、合っていたしいい感じでした。話も面白かったです。代演の富士琴美師匠、会場が代演把握していない雰囲気でやりにくそうでした。もう一つ上げますか!っていうくらいに高い声出ていました。熟練の技。
 今回は、はる乃さん、澤さんが◎でした。個人的には、お休みで残念でしたが、東家三楽師匠のちょっと右傾きの語り姿かっこいいと思ってます。落ち着いていてぐんぐん来る感じが好きなんです。

木馬亭名物「アイスモナカ」バニラいただきました。バニラ、チョコ、抹茶と三種類ありますが、実はバニラ、抹茶はモナ王、チョコはチョコモナカジャンボです。幕間にいただくと来た感じしますから200円で是非食べてください。

 浪曲って馴染みのない方多いと思いますが、実際は敷居が低くてとてもおもしろい話芸だと思います。でも真似しようとすると、漫才やコントのようにはいきません。当然、腹から出る声出しができないことと、三味線がないとまったく雰囲気が出ません。そこがいいんです。
 私が浪曲に興味を持ったのは廣澤虎造の清水次郎長伝、浪花家辰造の黒田節あたりの、いわゆる「ザ浪曲的」なものからです。なぜか心地よくスムーズに入り込めたのは、もともと「文楽」が好きで、両方に共通しているのが太竿三味線があるからだと思っています。
 浪曲は、曲師が太竿三味線を自由自在に浪曲師と呼吸を合わせて弾く技も重要なんです。二人が合った時、最高の浪曲になりますよね。
 最近、私の興味関心が浪曲の比重が上がってきているので、涼しくなったら頑張ってる浪曲師や曲師の皆さんに会いに出没しようかと思っています。 
 だらだら駄文となりましたが、次回は、しっかりレポートしようと思います。



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