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「カメラ付き耳かき」の使い心地、メリット・デメリットを紹介
耳かきって「正直、気持ちいい」と感じたことはないでしょうか。
ちょっと耳がかゆいとき、耳かきを使うと「なんだか気持ちいい」「ちょうどよいくすぐったさ…」で、つい止められなくなってしまう。
そして麺棒や耳かきに、耳垢がしっかりとついてきたときと言ったら…。
でも、耳かきをし過ぎると、すごく困ったことになります。
その「困った」に直面した私は、
「どんなに気持ちよくても、必要以上に耳かきをしない!」
を達成するために、スマートフォンをBluetooth接続して耳の中を実際に見られる「カメラ付き耳かき」を買いました。
2ヵ月くらい使ったので、その使用感を書いていこうと思います。
小型カメラ付き耳かきに興味がある
耳かきのし過ぎに悩んでいる
どんなふうに見えるのかちょっと気になる
という人のお役に立てば幸いです。
カメラ付き耳かきの使用感
今回購入したのは、楽天市場で高評価だった「スマート耳かき」という商品。
電源を入れて、専用のアプリにBluetooth接続。
その後、耳穴へ耳かきの先端をゆっくり入れると、スマートフォンにカメラから映し出された光景が見える…という使い方です。
耳かきとしての使用感
耳かき具合としては、ソフトなラバーをつけたオーソドックスなタイプは「柔らかくて気持ちいい」という感じ。
麺棒に比べるとこする感覚も少なく、竹製の耳かきより柔らかめです。
また、奥まで入れられないように一定の長さからあとは太くなっているので、中へ入れ過ぎる可能性も少ないです。
スマート耳かきとしての見やすさ
内部はかなりクリアに見えます。
耳の中は「ギャーーーッ!」という状態だったので、なんも写してない状態で……。
![](https://assets.st-note.com/img/1702016774798-q5LdPG8yr9.png?width=1200)
Bluetoothで接続。下のボタンからカメラで写真と動画撮影が可能です。
使ったあとは水洗いやアルコール消毒して保管します。
また、右耳を使ったものをそのまま左耳に、もアウトです。
買う前に検討したポイント
この商品を買った理由は、大きく分けて次の5つ。
技適マークがある
ネジでしっかりと耳かきのヘッドが接続できる
Bluetooth接続の無線タイプ
ライトがちゃんとついている
ジャイロ機能搭載でカメラと自分の感覚が連動しやすそう
通販でなくとも、電気屋さんで販売していることもあります。
ただ、今回は「片耳が聞こえにくい!」という事情があったので、通販を選びました。
また、どうやらドンキホーテでも売るようなので、そこを待つのも手かもしれません。
カメラ付き耳かきを買うメリット・デメリット
カメラ付き耳かきを買うメリット
最大のメリットは、
耳の中を見ながら耳かきができる!
これに尽きます。どこに耳垢があるか分かるので、最低限の耳かきで済みます。
あっ、こんなところにこんな大きな耳垢が…と発見して取る瞬間はたまりません。
でも、それはデメリットにもつながるんです。
カメラ付き耳かきを買うデメリット
耳かきをし過ぎる危険性がある
綿棒のほうが経済的&衛生的
基本海外メーカー
耳の中が見えて、的確に耳垢を掻きとれるからこそ、耳かきをし過ぎる可能性もあります。
耳かきのし過ぎはデメリットが大きく、耳の中を掃除しすぎて外耳炎になったり、耳の中の健康状態が悪化してカビが生えたり、悪い面がすごく多いです。
また、耳かきをする頻度は月に1回くらいで十分と言われます。
たとえば110円の200本入りの綿棒を買って月に1回使ったとしたら、綿棒1本あたりの価格は0.55円……。
綿棒のほうがお金の面ではお買い得です。
綿棒を捨てればいいので、いつでも新しいものを使えます。
そして気になる人がいるかも、なデメリットが海外製品がメインであること。
Bluetoothを接続する際に、位置情報が求められます。仕組み上仕方がないみたいです。
有線タイプの製品もあるので、Bluetooth回避にはこちらも選択肢。
自分は、まあ今更やろー、と納得して使っていますが、気になる場合はちょっと不向きかもしれません。
使ってみて思ったカメラ付き耳かきを買うのがおすすめな人
耳の中をチェックしてみたい人
耳かきのし過ぎを防ぎたい人
ニキビとか耳かき動画撮影してみたい人
目的もって買えばメリットのある買い物だと思いました!
番外:カメラ付き耳かきを買った理由
遡ること2ヵ月前。私の右耳が聞こえにくくなりました。
聞こえはするけど、ぼんやーりと音が遠くから聞こえる程度。常に右耳に詰まった感覚があり、なんとも嫌な感じです。
耳かきをしても改善されません。
1週間ほど様子を見ましたが、全く変わらずじまい。
車の運転を週に1回は必ず行うため、正直、このままでは危険。
そこで近所の耳鼻科で診てもらったところ……。
原因は「耳垢の耳栓化」。
耳かきをほぼ毎日のようにし続けた結果、耳垢を耳栓のように奥へ詰め込んでいたんです。
日本人には、耳垢がしっとりしたタイプと、かさかさしたタイプがいるそうです。
私はしっとりタイプ。
病院で取り出してもらったところ、耳垢がまるで「折りたたまれた紙」のようにビロビローッと引っ張り出されました……。
先生にしっかり耳垢を「摘出」していただき、次の注意を受けました。
耳かきの注意点
耳かきは麺棒の先端だけ
耳の入り口から1センチを優しくなでるように
耳かきは月に1回でOK
オイルなどは使わない
月1回……にショックを受けました。
ほぼ、耳かきが癖のようになっていたので、どう考えても我慢できるか不安だったんです。
そこで思いついたのが「カメラ付き耳かきを買って、耳かきしたくなったら中をチェックできるようにしよう!」という対策でした。
耳垢の正体は鼓膜が剥がれ落ちたものなので、そう簡単に増えるわけではありません。
実際、この2ヵ月「耳かきしたい!」という欲求にあらがうためにチェックすると「あれっ、綺麗だ……」という衝撃の繰り返しでした。
結果として自分には良い買い物。
でも、デメリットにあげたように「なんで地図情報がいるの…?」とか「そもそも国産じゃないとヤダ!」とか、使い終わりの手入れが面倒!とか。
あくまで耳かきより、耳の中チェックに活用すると便利です。
全然関係ないけど好きなので推したい野生の消費者庁「さいちょう」さん
ところで怪しい家電って世の中にはいっぱいありますよね。
そんな家電に体当たり。実際に使っていろいろと闇を暴いたり、時にはコスパの良い商品に巡り合ったり……。
ずんだもんと学ぶ「激安商品の実態」など、人気シリーズを各種お取り扱いなさっている、さいちょうさんのシリーズがとっても面白いのでお勧めしておきます。
個人的には、このメカニカルキーボード回がなんか好きです。
ここまでありがとうございました。
追記 12月3日の週の「#おすすめ家電」でスキを多く貰えたらしい
noteアプリを開いたらこんな表示が。
![](https://assets.st-note.com/img/1702300501331-5I51q3F9Lp.png?width=1200)
わーい!スキをくださった方、一瞬でも目を通してくださった方、ありがとうございます!
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