学生が勉強している姿がしんどそうに見える。
電車に乗っていると、学校や塾帰りと思われる学生服を着た人たちが英単語などを覚えようとしている姿をよく見かける。
そんな学生さん達を見ていると、
自分が学生だった頃を思い出す。
当時の私は勉強がとても嫌いで、
特に大学受験をしていた時は、
大学生になれば受験勉強から解放され
楽しいことだらけだと夢見ていた。
その時の印象を一言で表現すると、
勉強=つらいもの
実際に大学生になってみると、
確かに、″受験″ 勉強からは解放された。
確かに、楽しいことはたくさんあった。
でも、「勉強」からは解放されない。
勉強は生きている間は、
ずっと必要になる。
解放というとネガティブな印象と
なってしまうが、
自分の好きな分野の知識を得て、
自分のスキルを高めていく。
これは楽しいことである!
と、今の自分なら思う。
しかし、学生当時の私は、
勉強はテストの合格点を取るための学びであり、
その内容は英国数理社などに
限定されていたため、
興味も持てないし、好きでもないから
苦痛でしかなかった。
よって、
勉強=つらいもの、
我慢してやらなければいけないもの、
というネガティブな印象となってしまった。
まさか、今の私が本を読んだり、
興味本位から資格を取ったりしているなんて、
学生の私からしたら想像もつかなかった。
だから、今必死で英単語を覚えている
未来ある学生さんたちに伝えたい。
その勉強は好きでやっているのか?
好きでやっているならそれで良し。
やらなきゃいけなくてやっているのなら、
まずは、そんな自分を褒めて欲しい。
本当にすごいと思う。
(私はやらされ勉強をさぼりました)
ただ、これだけは忘れないでほしい。
今やっていることだけが勉強の全てではない。
勉強は本当は、楽しいものである。
自分が興味を持てるものを学ぶことは、
本当に楽しいのだと、
頭の片隅に置いといてもらいたい。
勉強が嫌いな学生さんは
noteなんて見ないだろうから、
この記事が読まれることはないと思われるが、
井の中の蛙大海を知らず状態にならないことを
願っている。
何かをやり続けること、知識を得ること、体験すること、失敗から学ぶこと、
色んな勉強があること、知っていてほしい。
そして、勉強=楽しいもの
である。と、知っていてほしい。
ただの受験勉強のせいで、
この感覚から遠ざかる人が
一人でも減ることを私は願ってます。
(おわり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?