ナルシストがメンタル最強であるワケ
ナルシストという言葉を聞くとあまり良いイメージを持たないかもしれない。
ナルシストとは、ネットで検索すると「自分をこよなく愛し、陶酔している人」などと表記されている。
確かに良いイメージではない。
しかし、自分自身を好きであることは自身のメンタルにとても良い影響を与えるということをお話したいと思います。
ナルシストからヒントを得て、ナルシストにはならずメンタルだけ最強になってみようではありませんか!
ナルシストの自己愛
ナルシストが、自身のメンタルに良い理由は、
″他人に何を言われよう″ が、自分で自分の評価を下げないところにある。
たとえば、顔が良いと自分で思っているナルシストは他人からブスだと言われても、
「え〜、そうかな〜?かわいい(かっこいい)のになぁー」となる。
これが最大のポイントである。
見た目の話になると、この感覚には否定的な考えになってしまうかもしれないが、
見た目ではなく、考え方や生き方、実際におこしたアクションなどの話になるとどうだろうか?
自分の軸で、理由を持って生きていることに他人からとやかく言われる筋合いは無いし、
さらには、他人の意見に耳を傾ける必要は全くない。
ナルシストのように「え〜、そうかな〜?私はそうは思わないけどなぁ。」で良い。
自分にとって必要な意見だけ、受け入れられればそれで良い。
ただ、気をつけなくてはいけないのは、
相手に真っ向から勝負をしてはいけない。
私はそうは思わない!と口に出さない方がよい。
(時と場合によるが)
正面衝突をしてはさらに災難が降りかかるだけだ。回避するだけで労力を費やす。
心の中だけに留めておけばいい。
アイドルの資質:根拠のない自身
秋元康さんが、アイドルに必要な資質の一つに、
アイドル本人が根拠のない自信を持っていること。と言っていたことを記憶している。
(出典などはありません、記憶だけで書いています)
これは、メンタル的にも理にかなっていると私は思う。
アイドルは人前に出る仕事なので、
アイドル本人に関する意見・批判がいろんな角度から来るだろう。
根拠のある自信だと、
自分の中での根拠が崩される可能性も高いのだと思う。だから ″根拠のない″ がついたのだと推測する。
ただ、これは人前に出る人や有名人に対する話であり、要は根拠があろうがなかろうが、ブレない自信があることが大切なのである。
100人いたら100通りの考え方、生き方があるわけなので、他人の考え方に合わせる必要はない。
ナルシストになるには
では、どうすればナルシストのように他人から何を言われようがブレない軸を持つことができるのか。
正直なところ、明日朝起きたらブレない軸になっているということはまず無いだろう。
日々の積み重ねが必要である。
ナルシストへの終着点は、
自分で自分を認められるか、
自分で自分を許容できるかである。
その終着点に向かうことができる、
具体的な習慣を少し紹介しよう。
①なんでもいいから毎日何かに取り組む
5分でも良いから自分のためになる努力を毎日行い、習慣にして欲しい。
本を読む、筋トレ、瞑想、発信する、笑顔をつくる、散歩をする、資格の勉強…なんでも良い。
1年後に振り返ってみると、自分が1年も努力をしたこと自分で認めざるを得ないだろう。
その努力の結果、何か形になるものを得ることができればなお良し。
②人に優しくする
席を譲る、何かを教える、困っている人に声をかける、など。
自分で自分を認めるために、他人の評価を利用する方法である。
他人からありがとうと言われると気分が良いし、
人の役に立ったことで、自分を認めることができる。
③日記を書く
日記を書くことで、自分で自分を客観視することができる。
自分にとってよくない考えを持っているとわかると、その考えを変えることもできるし、
自分にはこんな考えをもっていると理解できたり、
そんな自分と、日記を書くことで毎日向き合っていると徐々に自分を許容できてくるのである。
この3つはほんの一例である。
人それぞれに、人や自分を認める基準があるだろう。その基準を満たす方法を自分で探してみてほしい。
さいごに
そもそもナルシストは、その自己愛を口外して周りに表現するから他人に嫌われてしまうのである。
心の中だけに留めておけば、周りからはナルシストに見えない。
確かに、普段から思っていることはふとした瞬間に表に出てきてしまうということもあるかとは思うが、そこはうまくやっていただきたい。
今回は、ナルシストの考え方が自分自身に良い影響を与えることを理解していただいて、少しでもその考え方をとり入れてもらいたい。
間違えないでいただきたいのは、自分に自信持つということは、反省をしない、今のままでいいから向上しなくて良いということではない。
ということは念押ししておきたい。
自分軸で生き、自分が持っている能力が抑えられることなく、最大限に発揮されることを願っています。
(おわり)
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