思いの影響 前世、過去生からの学び
私たちは日々いろいろな思いの影響を受けてその思いと共に生きています。自身の内側から溢れるものもあれば、外側から受けているものもあります。友達や家族に言われた言葉やTVやインターネットから得た情報などもありますし、目に見えない影響のひとつとして前世や過去生の影響などもあります。
前世、過去生というと人によっては怪しいとか、信じないという方もいると思いますが、ひとつの考え方として接していただくと良いのかなと思います。
前世、過去生を実感していただくのにわかりやすいのは、一目惚れや一目で苦手と思う事があります。みなさん少なからず経験があると思いますが、初めて会ったのにとても親近感が湧いたり、周りが良い人だと評価していてもなんだか信用できなかったりする事もあります。外見や雰囲気から感じるものもありますが、相手の事をよく知らないのになぜかその思いにとらわれてしまうこともあります。
対人関係だけでなく、高所恐怖症や先端恐怖症、閉所恐怖症といったものや、海が苦手、特定の食べ物が食べられないなど、生まれてきてから落ちたり、溺れたり、特定のトラウマになるような経験がない場合でも強い恐怖や嫌悪を感じたりします。
深層心理、潜在意識と考える方もいらっしゃると思いますが、前世、過去生の浮かばれていない思いや強い感情などが、今生覚えていなくても魂の記憶として残っていて、過去生で出来なかったを事を成し遂げたいという思いや、生死に関わったことなどは危険だと無意識に感じてしまいます。
その為、自身の中から出てくる思いは感じていても、なぜそう思うかが説明できないことがあると思います。ひどい場合はパニックになったりすることもあります。
今生、家族や親子であっても前世は他人だったり、すれ違う人が過去性で仲間や家族だったりすることもあります。出会う人、動物、すべては前世、過去性でみんな出会っているといっても過言ではありません。特に、家庭、学校、会社、グループなど一緒にいる時間が長い相手ほど、縁が深いから出会わさせられている場合が多いです。
残念ながら人の歴史は戦いの歴史になりますので、身に覚えがなくても前世、過去性で意地悪していた場合は、意地悪をされるかもしれませんし、理不尽なことを言われたりするのは、自分が相手を傷付けた過去があるかもしれません。
敵対関係の方が一緒になると、言い合いになったり、対立したりと関係性がひどくなる場合もありますが、毎回敵同士だったわけでもなく、良かった関係性の時と悪かった時の関係性とどちらもあったりします。
前世、過去生といった魂の流れや、出会う人はみんな過去にあっているということを意識するだけでも、親子殺人や虐待、いじめなどの悲惨なケースを避けることが出来きることが多々あると思います。前生因縁(未成仏の念など)を解消することで、こじれてしまった縁や救われる命は多くあります。
前世や過去生については、信じる信じないと人それぞれになりますが、一つの考え方として、そういった影響があると思うだけでも認識が広がって、相手や周りに思いやりを持つことができます。
今の現状や環境は、すべて過去から現在に繋がっていますので、価値観、考え方の合わない人もいるかと思いますが 、周りの方とその方に関わるすべての幸せを祈られてみるのも良いのかなと思います。
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