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テストピース

一回窯を焚くたびに何かアバウトなテストピースを入れている。
ここからあたりをつけて最終的な釉薬の調合を考えていく。
アバウトなテストピースは数字として残すというより身体に何かを浸透させていくような感覚。

わたしは登り窯の窯元で陶芸を始めた。
杓で一杯二杯の調合(三角調合的)で釉薬を理解していった。

その後窯業技術試験場で釉薬をゼーゲル式で考える学問を勉強した。

理屈と感覚。
どちらにも確信持てないと自分の中ではGOってならない。



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