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コミュニティは人を豊かにする

こんばんは。今回で9回目の投稿です。
育休生活もあと1か月となりました。先日長女が通う幼稚園で年内最後の行事が無事行われ、ホッとしたのと同時にいよいよ卒園が近づいてきたことを実感し、寂しくもあります。

 ご縁があってお読み方、まずはプロフィールをご覧いただければと思います。

 育休生活中は、大人とコミュニケーションをとる機会が随分と減りました。慣れない生活に何度も言い表せない不安な気持ちやストレスを感じることもありましたが、日常生活において吐き出すタイミングがないのは結構つらいことだとわかりました。私の場合、仕事中をはじめ人と会話をする中で、受発信を通じて自然とストレスをためない仕組みになっているのだと思います。
 そんな状況を振り返っていて感じたことは、私の育休生活を豊かにしてくれたものは大小様々なコミュニティであった、ということです。特に助けられたりお世話になったコミュニティをご紹介したいと思います。

幼稚園のお歩きのママ友

 長女が通う幼稚園は家から徒歩5分ほど。毎日、長男の機嫌や幼稚園の準備完了時間をみながら、徒歩or自転車で送り迎えをしていました。月に20回ほど、ほぼ同じルートで送り迎えをしていると、同じ時間帯に登園する同じお友達と会います。子供の学年やクラスが違っても、自然と会話が生まれるようになり、「毎日パパが送り迎えされてますよね?」とか聞かれて、そこから育休を取得しているんですーなんて話をして、うちの旦那は在宅勤務が増えたとか、お友達家族のテレワーク事情を聞くことになったり、色々とコミュニケーションをとることが出来ました。
 ほかにも、次回の幼稚園行事でどんな内容を演じるとか、兄弟が通う小学校の体験談など、子育てに関する情報を得ることが出来たりと、送り迎えはただ子供を幼稚園に送迎するだけでなく、家事や育児の参考情報をたくさん得られる貴重な場でした。

 幼稚園はバス通園と「お歩き通園」に分かれていますが、偶然にも「お歩き通園」で良かったなと。子供が風邪で休んだ次の日には、昨日見なかったねー大丈夫?とか、心配までしてくれます。見守りの域だと思います。お歩きのママ友は毎日の生活に安心を与えてくれるほど良く温かいコミュニティです。

児童館の自由来館のお友達

 7月頃から、長男を連れてちょくちょくと児童館に遊びに行くようになりました。(ちなみに、R31月~2月末時点では、自由来館も事前予約制になってしまい…もやは自由来館ではないorz)
 コロナの影響があり、自由来館も週に2、3日の決まった曜日で、年齢別に時間が2部制に分けられ、来館人数に制限を設けた状態といった、通常とは異なる児童館の運営状況でしがた、そこでも月に2、3度会うお友達と仲良くなりました。
 長男は4月2日生まれ、学年で一番早くに生まれてきた子になります。同じ1歳児でも、大きさが全く違うのです。同じ時間帯にお遊びできるお友達は0~1歳児でしたので、いい意味でも悪い意味でも、児童館で目立ちました(笑)。
 子供同士がお友達遊び出来る年齢ではないので、親は一人遊びをゆったり見ながら、おもちゃの取り合いになった時になだめに入り、その時にちょっと親同士が会話をする程度。そのうち顔なじみになってくると、挨拶をするようになり、子供同士が親の顔を覚えて挨拶をしてくれるようになると、また会いましょうねーと言って別れるようになるといった、とてもスローなコミュニティの積み上げ方でした。
 それでも、公園に行ってたまたま会った時に挨拶を交わしたり、自転車ですれ違った時に天気の話をしたり、家が近所だとわかって家の前を通るときにお友達が声をかけてくれたりと、家の外に自分のつながりを感じさせてくれるコミュニティでした。

焚火パーティーの会

 私の住む家から徒歩10分ほど、アジュール舞子BBQサイトがあります。
 アジュール舞子は、白砂青松の景勝地「舞子の浜」を復元した公園で、東西約800mあり、東には明石海峡大橋、南には淡路島を一望することができます。
 このBBQサイト、完全予約制で、無料で利用できます。この立地を生かさない手はない、育休取得中に活用しようと目論んでおりました。
 長女と同じクラスのお友達ママがキャンプにハマっているというステキ情報をキャッチしたので、11月のとある幼稚園行事の際にちょっと声をかけてみると、あれよあれよと盛り上がり、12月初旬、5家族ほどで焚火パーティーを開催することになりました。
 
 コロナ禍でアウトドアがブームになっていますが、家庭で牽引しているのはママも多いそうです。焚火パーティーを一緒に開催しているママさんも、「コロナ禍で旅行にも行けへんし、家族でキャンプやったら密も避けれて非常時のキャンセル料も安価。ホームセンターで一式買いそろえてん!」と、その勢いで今もキャンプギアが増えているとか。私としては、楽しいママ友が増えて幸せです。

 焚火パーティーのコンセプトは、「なるべく準備に手間をかけず、ライトに楽しめる、いつも家事育児をしているママの負担感を感じさせない癒しの時間(笑)」です。荷物も最低限のものを持ち寄って、徒歩か自転車で来れる範囲の軽装スタイルで。これまで3回開催しましたが、子供も大人もめっちゃ楽しんでいます。(詳細はまた別の投稿で細かく記載出来たらと思います。)
 幼稚園卒園後も定期開催したいとママ友と話しており、ありがたい話です。自分の趣味を幼稚園のママ友と共有して楽しむことができ、焚火パーティーの予定があると、家事育児を頑張るエネルギーとなる元気をくれる大切なコミュニティです。

存在価値や存在意義、社会との繋がりを感じられる場所 

 コミュニティは細分化して捉えることで、幾らでも人の必要な形に切り出して表現することが出来ると思います。大きい中にも小さなものがいくつもあり、ぼんやりとした中にもくっきり自分が当てはまるものがあるのではないかと。
 育休生活中に話す機会が多くあったのは、同じ幼稚園に通う主婦の方々でした。その方々から何度か聞いたのは、「外との繋がりとか無い(無くて良いと思っているわけではない)」「別に(社会)に役に立ってない(役に立たなくて良いと思っているわけではない)」など、自分の価値観をあまり感じていないように思う発言でした。
 私は育休中に、幾らか自分にしっくりと感じるコミュニティを切り取り、発見できたことは幸せなことでした。家事育児にちょっと疲弊しているときも、自分が属していると感じるコミュニティにたくさん助けられました。
 コミュニティに属していると感じられることで得られる存在価値等による満足感が、ママの安心につながり安心な家庭の形成にもつながるのではないかと考えます。
 これからも、職務に関わらず、育児家事を通じて、地域を通じてコミュニティ形成に関わるものに行動していきたいと思います。

 今日はこの辺で。明日は天気が荒れるとか。。。
 卒園、入学記念写真、どうしよっかなーー。

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