育休中の毎日の暮らし
こんにちは。7回目の投稿になります。
前回の投稿で、「育休を取得したわけ」について書き終わりました。
今回からは、育休中の暮らしや気づいたこと、感じたことを中心に書きたいと思います。縁あってお読みになられた方、まずはプロフィールをご覧いただければと思います。よろしくお願いします。
さて、今回は育休中の日常生活をどのように送っていたのか書きたいと思います。私は育休を取得するまで、専業主婦主夫の皆様は日頃どのような生活を送っているのか知りませんでした。きっと隙間時間に本を読んだり趣味の時間を過ごしたり、買い物に行ってみたり…そんなことを考えていました。
実際に育休を取得してみて最初に思ったこと、それは、
「家事育児の毎日のオペレーションがめっちゃ多い」ということです。朝起きてから夜子供が寝付くまで、沢山の家事育児オペレーションがあります。
長男のおむつを替える、のどが乾いたらお茶を飲ますなど短時間のものから、買い物や夜ご飯の準備といった比較的時間のかかるものまで、多種多様です。
育休取得までは、家事育児で空いた時間を何に使おうとばかり考えていましたが、そんな余裕はなく、少しでも隙間時間を作って一人でお茶を飲む時間を確保することで精一杯でした。
今日はそんなバタバタしている主夫の一日について振り返ってみます。
1日の生活リズム
一日の生活は朝起きて子供を起こすことから始まります。これまで朝は仕事に向かう自分の準備しかしていなかった私は、こんなにも朝がバタバタするとは思ってもいませんでした。
(朝のオペ)
①子供起こす→②ゴミを捨てる→③朝ごはんの準備→④お弁当の準備→⑤朝ご飯を食べさせる→⑥着替えを手伝う→⑦水筒の準備→⑧幼稚園の準備の確認(マスク、ハンカチ、ティッシュ他)→⑨歯磨きお手伝い→⑩幼稚園に登園→⑪朝ごはん片付け→⑫布団片付け→⑬乾燥機から洗濯物出す
朝起きてからざっとこんな感じです。この合間に自分の朝ごはんを食べて外出する準備をします。慣れないうちは、結構過酷な毎日でした。
長女も年長さんになり、自分で出来る事が増えてきました。日々の成長を感じられるのも、朝の時間でした。
ただ、子供は一つ一つに取り掛かるまでに時間がかかる・・・!なかなか事が運ばない、親が話しても聞こえていない、通じない・・・朝を幼稚園に遅れないようにしつつ、きちんとオペをこなしていくのは、仕事とは全く違った難易度の高さでした。
(昼のオペ)
①掃除機をかける→②長男と遊ぶ→③買い物に行く→④昼ごはんの準備→⑤長男に昼ご飯を食べさせる→⑥長男を昼寝させる→⑦昼ごはんの片づけ→⑧長女の幼稚園の迎え→⑨子供と遊ぶ→⑩洗濯物をたたむ
長女が幼稚園に登園した後は、しばし長男との2人の時間です。掃除機をかけるときは、TVの力を借りました。長男との遊びの時間、これは育休生活の醍醐味でした。決まった予定の無いときは、ブロックや電車、ミニカーでひたすら遊んでいました。コロナがなければ出かけたい場所がたくさんあったのですが、、、これについてはまた別途書きたいと思います。
朝に比べ、昼は比較的時間に余裕があります。ここで私は一呼吸できました。ただ、料理も買い物も何もかも不慣れな育休当初は、献立を考える時間、買い物をする時間、昼ごはんを作る時間、それぞれに時間を要し、あっという間に長女の幼稚園の迎えの時間が来てしまっていたことを覚えています。
(夜のオペ)
①洗濯物を取り入れる→②お風呂を沸かす→③パジャマの準備→④晩御飯の準備→⑤晩御飯を食べさせる→⑥お風呂に入れる→⑦晩御飯の片づけ→⑧子供の髪を乾かす→⑨布団を敷く→⑩本を読む→⑪子供を寝かしつける→⑫キッチンの片づけ→⑬ごみ捨ての準備→⑭洗濯物をまわす→⑮乾燥機のセット→⑯洗濯物を干す→⑰朝ごはんの準備
幼稚園からまっすぐ帰るときもあれば、お友達と一緒になり公園で道草食って帰ることもしばしば。そうなると夜オペの支度の時間が減っていく…。
何度か時間配分を失敗した結果、腹が減った子供は機嫌を損ね、駄々をこねて親の話を聞かない結果私に怒られる、さらに不機嫌、ご飯食べない…の負のスパイラルに陥ったこともありました。
夜オペは子供のペースに合わせてこなしていく必要があるので、ある程度慣れるまで大変でした。長女の幼稚園での疲れ具合、長男の昼寝の具合、子供はその時の機嫌でかなりポテンシャルが変わります…(私もですが。)その具合を見ながら、晩御飯を先にしたり、風呂を先にしたり、柔軟さが必要だと感じました。
お風呂に入れて、お茶を飲ませて、髪を乾かして、さて寝ようかと思いきや、子供はすぐには寝ません…長男は本を5冊ももってきて、生き生きとした表情で「これ読んでー」ときます。子供が寝付くまで、息つく暇もありません。
夜オペを終えると、あー一日終わった!とほっとしてすぐ寝ていたことを覚えています。余った時間を有意義に過ごそう、なんて考えは甘かったなーと最初反省したものでした。
育休を取得してから4か月ほどでこの生活のリズムにも慣れましたが、ここにも書ききれないくらい、他にも細かいオペレーションがあるのです。しかも自分でコントロールしきれないオペが。
まとまった時間が取れない、トイレや風呂、ご飯などの自分の落ち着いた時間が取れないことは、ストレスと一因となると感じました。これを身に染みて感じることが出来たのは、育休期間中に学んだ大切な感覚だと思います。妻が外でゆっくりご飯食べたい、一人の時間が欲しい、と言っていた気持ちがよくわかりました。
パートナーが毎日早い時間に帰宅する有難さ
私の妻は、私が子供を風呂に入れている時間帯に、ほぼ毎日帰宅してくれました。なので、夜オペは2人で分担出来たのでとても助かりました。一日完全ワンオペが毎日続くと、結構きついです。妻には感謝感謝です。
私も仕事を復帰してからも、この気持ちを忘れず、週に数日は定時退庁の日を決めて、さっさと家に帰ろうと思います。ここに忘れないように書いておきます(笑)
とにもかくにも、私は半ワンオペ育児でしたが、それでも大変でした。ワンオペ育児はもっと大変なはずです。各家庭の実情はわかりませんが、私は育休を取得してから、毎日幼稚園の送り迎えを笑顔でしているママさんたちを見て、改めて尊敬するようになりました。
家事も育児も慣れると楽しむ余裕が生まれる
今回の投稿は、育児ってやること色々あるんだよー、大変なことも多い、って内容を中心に書きましたが、慣れると楽しむ余裕が生まれます。
オペレーション、という言葉を使っているように、私は慣れてくるとミッションをいかにスムーズにクリアできるかイメージして、日々の家事を楽しんでいました。かつ、その中で自分の時間をどれだけ生み出せるかに挑戦してみたりとかw
余裕が生まれてくると、子供のお話をゆっくり聞いてあげたり、表情を読み取ることが出来たり、日々の成長を肌で感じることが出来ます。
自分の時間を子供達に使ってあげられることの喜びは何とも言い難い幸せです。
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最近は春のような陽気にホッとしたと思えば、急に極寒の真冬に戻るなど、落ち着かない気候が続きますね。。。我が家の子供は風邪をひかずに頑張っています。えらい、強くなったなぁとしみじみ感じます。