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35歳で第一子が産まれた最初の1ヶ月、育休や育児について考えたことを書く

どうも、子供が産まれてから、みてねに毎日アクセスしている木下です。みてね は国宝級サービスです。子供がいて使っていない人はみんなDLしましょう。

私事な話ですが、この2年プライベートは色々と進展がありました。

・2020年7月に最愛の妻のまりいと結婚し
・2021年7月に結婚式を挙げ ( そのときの思い出を綴ったnote )
・2021年11月14日に息子の晴空(ハルク)が産まれました。←NEW!

僕は35歳で結婚式を挙げ、同じ年に子供を授かることになりました。まりいと結婚してから、たくさんの楽しく新しい出来事を体験して、とても幸せな日々を送っています。

結婚以来何が良かったというと、まりいと家族となり、双方の両親や兄弟との交流が増えたこと。
また、家族だけでなく起業家とも夫婦と一緒にご飯を食べる機会が増え、家族ぐるみでの友人がたくさんできたことです。
結婚以前までは正直仕事ばかりしてきた自分は家族や友人という人は少なかったですが、まりいと結婚してからは家族や友人の繋がりが以前よりも出来たと思っており、そういった機会に感謝しています。


そして、今回、息子のハルクが産まれ、さらに家族が増えました。

出産を経て家族が増えると未来について考える楽しい時間が増える一方で、パパ・ママにとって、仕事やプライベートなどそれまでの生活の仕方を大きく変えて行かなければならないものです。また、出産というのはママにとっての身体の負担も大きいものだと、妻をそばで見ていて改めて感じました。

僕もまりいもスタートアップ的な環境で働いていますが、日経新聞の記事にて、男性の育休がテーマとなり、スタートアップ経営者やハードに働いてるビジネスマンであっても子育てに主体的に参加する・育休を取る最近の風潮が取り上げられていました。
日本ではママの育児負担が大きいのがなぜか当たり前のようになっていたかもしれませんが、男性の育児参加を推進するよう会社側も変化を求められていることで男女共に仕事や育児をしていくべきという姿に向かって行ってるように思います。また、コロナ以降 リモートワークが普及したことも男性が子育て参加するきっかけになっているかもしれません。

ちなみに、BASEで働いているまりいは育休・産休を約6ヶ月僕の方は育休は1週間+子供が産まれた最初の1ヶ月はリモートワーク中心という形で子育て初期を迎えました。
まりいとも・自社の従業員とも育休期間について議論して、我が家・会社にとってできるかぎり最適な体制を作ったつもりです。まりいは僕より長い期間育休を取ることを決断してくれました。僕の会社よりもずっと産休・育休が整っている妻の職場に感謝し、僕の方の職場の従業員や仕事での関係先の皆様にも理解いただき心から感謝しています。

さて前置き長くなりましたが、このnoteでは、実際に子供産まれてみて最初の1ヶ月を男性視点でどうだったのかと感じたことを振り返ります。

・新しく子供を授かった方
・これから子供ができる可能性のある方や子供をつくることに関心のある方
・そのパートナーや友達・家族

などが、家族と向き合いながら、今後どのように良い仕事生活を送るかについて考える機会になってもらえればという気持ちで書きます。

子供が産まれたばかりの男性(特に経営者)の育児参加のnoteもあまり無かった印象ですし、実際に育児参加してみて、育児にあたり買ってよかったものリストに関しても後半で紹介しています。

妊娠発覚してから出産の病院を決めるまで

まず、子供が産まれるまでの話からですが、2021年2月頃、妊娠したかもと妻から告げられ、近くの産婦人科へ一緒に訪問します。

我が家の場合なかなか胎児の心拍が確認できず、2週間に一度くらいのペースで訪問し、最初の2-3ヶ月の間の何回かの検査で、妊娠が確定しました。

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妊娠発覚した頃のエコー写真。日を重ねる毎に徐々に真ん中の小人みたいなものが大きくなります。

妊娠発覚した際には出産予定日が伝えられ、出産予定日は11月16日、実際に生まれた日は11月14日(日)でした。

そしてその後、実際に出産する病院を探すことになり、その出産する病院への予約し、その病院への通院を繰り返しました。

僕たち夫婦は出産にあたり、まりいが色々と調べ、無痛分娩(麻酔を使って陣痛の痛みを和らげながら出産を行うこと。ちなみに麻酔を使っていない分娩は自然分娩と言います)のできる病院に決め、当時住んでいた中央区の大学病院で出産することになります。

陣痛発生し入院してから産まれるまでの12hほどの間、同席した立場からすると、無痛分娩は都内の相場観では15万円くらいコストが追加でかかるそうですが全員無痛分娩にした方が良いのでは?と思います。麻酔を打つまでの間も、出産にあたり麻酔を打ってからもかなりの痛みがあるようだったので、少しでも痛みを和らげてあげるために全員無痛分娩を推奨したいと感じました。

病院への通院は妊娠初期は月1・妊娠予定日が近づくと隔週・毎週となって行きます。コロナ以降、診察室に入ることが出来るのは出産する女性のみとなっていましたが、子供のことはなるべく2人で取り組もうということになり、毎回仕事前に妻を病院に送って行くようにしていました。たまに病院の前に、病院近くで朝お茶をして子供の将来のことを話したりもしていました。

町中に婦人科のクリニックはたくさんありますが、そこに相談した後に、出産する病院を決めるフローがどうなっているかというのは初体験だったので、特に事前にわかっていたわけでは無く、病院で教えて貰い知りました。何事も経験だと思いました。


日曜に陣痛が始まる強運で最初から最後まで出産に立ち会うことができた

そして迎える出産当日の11月14日(日)です。まりいは妊娠初期の2ヶ月目くらいはつわりで相当しんどそうにしていたのですが、予定日2週間前に一緒に週末に熱海旅行に行くほど出産直前の1ヶ月はかなり元気そうでした。

ちなみに最後の1ヶ月はなるべく運動するほうが出産の準備になると病院の先生に言われていたので、なるべくまりいのやりたいことをやって貰うことと、元気に過ごせると良いと思い旅行に行ったりご飯や散歩に一緒に行ったりしていました。

そして、出産予定日の1週間前くらいになると、身体の負担が大きくなった様子で、これが陣痛なのかな?などと不安そうにしている様子が続いていました。

その後に迎えた出産当日は、早朝からまりいは、今回は陣痛本番かもしれないと言っており、朝から病院に電話し、AM8時に病院に入りました。

最初はPM2時ごろには生まれそうと言われながら、実際にはPM8時頃にハルクが生まれました。当日は丸一日かかったので長かった!(初産婦さんは陣痛開始から約10~12時間との記事があるので、1日がかりになるのですが、これも事前に調べておらず僕は全然知らなかった!)

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産まれた日のハルクの様子

ラッキーだったのは、日曜に出産することになったこと。おかげで僕はパパとして終日出産に立ち会うことが出来ました。出産の日は通常選ぶことは出来ないのですが、とっても運が良かったです。

僕は予定日が近くなっても、翌日以降の平日は普通に仕事のアポを多数入れていたので、陣痛が始まったとしても、すべてのアポを無くして病院に向かうことは難しかったかもしれません。

また、日曜に出産となったことで病院へ向かうところからまりいと一緒にいれたので、まりいも不安だったであろう中、一緒に過ごすことが出来たのもよかったです。

一般的には、パパが仕事で出社していると、ママが陣痛が始まり家から1人で病院へ向かうときに、陣痛での痛みを堪えながら1週間分の着替え(大学病院での出産の場合、病院へ5日前後入院するのが通常なようです)を持ってタクシーに乗って病院へ向かうことになるのでしょうが、これ気持ち的にも体力的にも非常に大変であろうと思います。

ちなみに出産予定日に近いタイミングで、スタートアップイベントであるIVS@那須 (11/17-19)に参加したく、まりいもこういう場に顔を出すことや、新しいインサイトを貰うことで次の仕事につながることをよく知ってくれているので、参加した方が良いと言ってくれていました。那須に行っていても、陣痛が始まったら立ち会いに戻って来ることにしようとなっていました。

ただ、前日までに出産が終われば、1週間近くママ・子供で入院となるので、この週末に産まれれば、夫の僕が一緒に病院に向かえるので、11月13日(土)~11月14日(日)に生まれたら良いねと妻のまりいと2人で話していたのですがまさにこのタイミングで生まれたのでびっくりでした。

まりいはこの週末に産みたいと、友人起業家で2021年に子供が産まれたばかりの石濱氏 ( @takachan114 )の夫妻に貰った陣痛促進ハーブティーを土曜に多めに飲むと、日曜早朝に妻の陣痛が始まりました。

僕らが分娩を行った病院は、コロナ以降の立ち会い制限で同居しているパートナーのみが立ち会いに参加できることになっていました。

しかし、もしパートナーが参加出来ない場合は、いつ産まれるかわからない長丁場な中、お茶やご飯などを看護師さん・助産師さんの人も手伝ってくれるかもしれませんが、そんなに気楽に何度も頼めるものでも無く、不安やストレスが大きくなっただろうと思い、今回週末に出産となったことは本当に強運だったと思います。

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出産当日の陣痛中の妻のまりい。この写真では笑っていますが、入院後の12h本当に痛みに耐えて頑張りました。最初から最後まで一緒に立ち会えてよかった!

そして実際に本当に子供が産まれた瞬間は、すごい感動的でした

妊娠後妻のお腹がどんどん大きくなっても、僕自身初めての体験なので
・本当に子供は産まれて来るのかな?
・子供は嫌いじゃ無いが、自分がパパになるイメージが湧かない
・子供を好きになれるのかな?
などずっと思っていました。

しかし、実際に生まれた瞬間を共にして、本当に生まれて来た!という現実を感じ、これがまりいと僕の子供だと心から実感し、感動のような、嬉しいような気持ちが吹き上がりました。立ち会いに参加することが出来て本当に良かったと思い、感動的しました。

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そして実際に生まれて来た子供を見て思ったことは、子供はめちゃくちゃかわいいということでした。

子供が産まれてから、経営者の友人の男性に子供どうかと聞くと全員子供がかわいいと言っていました。これまでこんな質問をしたことが無く新しい世界に足を踏みれた瞬間を感じました。子育てに積極参加出来るか不安に思っていた(時間的にというより、気持ち的に)のですが、頑張ろうと心の中で燃えました。

子供の名前も、産まれる2-3ヶ月前にアンリさん @anrit 夫妻と、妻のまりいと一緒に会ったときに「木下の子供の名前は起業くんしか無いだろう!」と言われて、「確かに!」となり。
以来、起業くんと言う案がかなりの有力候補だったのですが、紆余曲折を経て、子供の名前は晴空(ハルク)と言う名前に決まりました。由来は、まりいとの結婚以降の中でも最大の思い出の一つである結婚式が、早朝土砂降りから、結婚式までに快晴になった日だったので、まさに晴空で育まれ、産まれてきたことからです。ちなみに出産の日も快晴で、晴空の元に産まれてきました。

1週間の育休、初めての子供の夜泣きなどの疲労感との戦い

出産が終わり、そこから3日ほど、お見舞いの形で毎日病院に通い、出張(IVS NASU)を経て1週間後、ハルクとまりいと3人の共同生活が始まります。
そのタイミングで、僕は育休1週間を取得し、一緒に育児に完全に参加しました。

出産直後に関してはよく
・産後のママは ホルモンバランスが崩れてかなりの疲労感とストレスが大きく体力的にも・精神的にも大変である
・子供の夜泣きが大変でパパ・ママにとって生活の負担

などいいます。これも子供が産まれるのが近づくと、自分の親や子供のいる経営者の先輩からも定期的に言われ、妻をケアするようにとアドバイスされていました。

そして、結論から言うと、育休の1週間は過去10年超の社会人生活の中でも、最も疲れた1週間になりました。仕事でどれだけ忙しいときよりも、正直、この育休1週間のパパとして過ごす方が疲れました。

自分の育休1週間での振り返りで大変だったことは
①赤ちゃんと初めて触れ合うことの慣れなさで体力消耗
いわゆる子供の夜泣きにより、長く寝れず体力の回復の難しさ
③子供が産まれたときに、提出しなければならない書類の提出・必要なものを新しく買わなければ行けないものを買うこと

などです。

①赤ちゃんと初めて触れ合うことの慣れなさで体力消耗

パパの育休1週間の始まりで、赤ちゃんはかわいいと言うのはありつつ、眺めているだけというわけにはいきません。3000g前後で産まれ首の座ってないフニャフニャな赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたり、泣いているのをあやしたりと、すべてが初めての体験です。

一つ一つが楽しい体験であると共に、こちらもパパ初心者です。一個一個は小さなことでも体力を非常に消耗したような感覚になりました。これも慣れによって、その後解決に向かう訳ですが、最初はなぜ疲れているのかわからず辛かったです。

また、パパの僕ですら、体力的消耗を感じましたが、パパよりもママのほうが出産後は何倍も体力を著しく消耗しています。料理が好きなまりいが、出産後は料理はしばらくできない思うと言うくらいに疲れが溜まっており、出産の体力の消耗も、産まれたばかりの子供の育児の体力の消耗も大きなもののようでした。

パパ側が育休を全く取らず、またパパ・ママの家族のサポート無しで最初の1週間を過ごした場合には、相当な負担がママにのしかかっているだろうと思わされました。

このときにキッズラインなどで新生児(生後4週間の赤ちゃんのこと)を対応してくれるベビーシッターを頼んだり、僕らの住む港区では産後ドゥーラ(妊娠・出産・育児を優しく支えるお母さんのお母さんのようなもので、育児からご飯を作ったりシッター以上に幅広くサポートしてくれる)の助成制度があり、まりいがこの制度を見つけてドゥーラさんに来て貰ったりしました。ただし、最も助かったのはまりいのお母さんで、毎日のようにご飯やお弁当を持ってきてくれて、まりいの話相手にもなってくれました。サポート本当に感謝しています。

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ハルクはめちゃくちゃかわいいんですが、急に泣き出したりすべてが初めてで最初は大苦戦しました

いわゆる子供の夜泣きにより、長く寝れず体力の回復の難しさ

育休を取るか否かに問わず、子供が産まれたばかりのパパママにとっての課題の一つは子供の夜泣きだと思います。

①で書いてきた通り、日中の時間だけでも体力をすでに消耗した感じがありますが、夜に子供が寝て、途中で起きる夜泣きが大変です。

不意打ちのような夜泣きが連続して、眠れなくなるものであり、いつ起きるかわからないため熟睡できず寝た気もしなかったり、体力の回復が見込めなくなります。

子供の夜泣きのたびにあやしたり・ミルクを上げたりと、子供と一緒に暮らした2週間目は特に辛かった時間でした。(最初にママ・子供は1週間目は病院にいたので、僕は2週目からが子育てスタートでした)

正直、この2週間目は、夜泣きに慣れないこともそうですし、とにかくいつ起きるかわからないので、落ち着かず、育休を僕を取って仕事をしていないにも関わらず負担が大きく、これが続くと仕事復帰が難しいのでは?とも思うくらいでした。

ただ、僕ら夫婦は一応対策していて、子供が生まれる前から妻は産休中にいろんな本を読み、夜泣きの無い子に育てる方法であるジーナ式という育て方があり、それを調べて準備していました。

「ジーナ式」とは、赤ちゃんの寝る時間や授乳などのスケジュールをママがコントロールし、赤ちゃんの生活リズムを習慣化させる育児メソッドです。この育児メソッドは、イギリス王室をはじめ、上流階級や著名人のナニー(乳母)として働き、300人以上の赤ちゃんをお世話した経験を持つイギリス人女性、ジーナ・フォードさんが提唱しているもの。ジーナさんの著書であるジーナ式をまとめた育児書は、イギリスで75万部ものベストセラーとなり、今や育児のバイブルとも呼ばれているそうです。参照

ジーナ式の本もあります。ただし翻訳本でかなり読みにくいです。

このジーナ式は、1日のスケジュールを決めて、計画的に寝かせて・起こしてを繰り返すというアプローチで、目標としては、19:00に寝かせて、翌AM7:00までの12hを途中で夜泣き無く、寝てくれるというのを目指すものです。早ければ2-3ヶ月で夜通し寝る子供になるそうです。

また日本では、パパママと子供が一緒に川の字で寝るのが普通かもしれませんが、ジーナ式では、子供を別部屋で寝かせるのが特徴です。

ジーナ式はハルクには合っていたようで、子供が産まれてから、病院退院後1ヶ月ほど継続していますが、今のところ夜に不定期に目を覚ますことは無く、下記の通りAM3:00-4:00で一度だけミルクが足らなくなり起きるという形になりました。

19:00-22:00 お風呂を入れた後に寝かせる
→22:00-23:00 起こしてミルクあげて遊ぶ
→AM3:00-4:00 ミルクが足らなくなり一度泣いて起きるのでミルク補給
→AM7:00 起きる

これが、産まれてから数ヶ月経つと身体にミルクを溜めれるようになるらしく、AM3:00-4:00に起きることも無くなり、19:00-翌AM7:00で寝てくれるようになるらしいです。

このジーナ式をやってみたことで、ジーナ式をやり始めた初週(生後2週目)はやり方に慣れずで途中で何回か夜泣きしたりもしましたが、その翌週(生後3週目)からは僕らもやり方に慣れたので、子供が産まれてから3週目目以降は夜に寝てからAM3:00-4:00に一度だけ目を覚ますのみで、その後起きることも泣くことも無く、ほとんどストレスが無く過ごすことが出来るようになっていきました。
(ストレス無くというのは、僕の視点での部分もありますが、夜十分に眠れるようになりました。たまたまうちの子が寝てくれる子だった、という個体差もあると思います。)

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ちなみに夜泣きも大変ですが、起きてる間、割とずっと泣いてる日もあります。でも、とってもかわいいんです

③子供が産まれたときに、提出しなければならない書類の提出・必要なものを新しく買わなければ行けないものを買うこと

続いて、育休を取ったパパから見てもかなり負担だったのは、出生届などの提出書類と、子供のためのいろいろな買い物でした。

子供が産まれることがわかると、母子手帳を区に貰いに行くよう病院に言われ、手続きや助成金の説明なども受けれますが、これらがわかりにくい、かつ実際に産まれてから、①、②のような形で落ち着かない中、書類を埋めて提出するのが一つ一つ大変でした。我が家では書類提出担当はパパである僕でした。

検索したりすると出てくるのが例えば下記のものですが、役所だったり、保険の窓口に提出する(親の勤務する会社経由)で提出するものだったりする訳ですが、複数の場所にそれぞれの書類を提出する必要があり、窓口も違うところに書類の書き方に関して電話で確認したりと言うことに苦戦しました。(隣で子供が泣いてたりしながらです。)

また、11月14日に子供が生まれた僕らの子供は、翌年4月に保育園に入園するためには生後2週間くらいしか申し込みの時間がありませんでしたが、締切が短い中で保育園の書類も書くのがかなり難しかったです。(これについてFacebookにポストしてみると賛同する意見も結構ありました。)

内容:提出期限 / 提出先
・出生届:出産日を含め14日以内 / 役所
・児童手当金:出産日を含め15日以内が〇  / 役所
・健康保険の加入:出生後すみやかに / 各健康保険の担当窓口
・子供の医療費助成:子供の保険証が届き次第 / 各自治体の担当窓口
・出産育児一時金:受取方法による / 病院、または各健康保険組合の担当窓
・高額療養費:診察日の翌月~2年の間 / 健康保険組合の担当窓口
・保育園の入園申請書類 産まれた時期によっては産まれてすぐに / 役所

などです。例えば港区の制度では、上述した産後ドゥーラを安価で利用出来る助成制度を使うならばまた別途書類提出が必要だったりします。これらの書類!書類!書類!が育児に慣れない中、とても大変でした。


上記の書類提出も大変でしたが、新しく買わなければならないもの・買っておくと良いものも調べながら探して行くのが大変でした。

子供が産まれる前から、妻のまりいと週末一緒にアカチャンホンポやユニクロのベビーコーナーに買いものに行ったりしてきたましたが、それでも、あらゆるものが足りなくなります。

例えば、タオルがこんなに必要になるのか?とか、オムツ用のゴミ箱があると便利だとか。

そういったことをやりながら考えて買っていくことになります。

子供をあやしたりしながら、買うものをどれにするか選ぶのが非常に落ち着かなく、これまた初期は大変でした。

これも、育休をパパ側が取らずママだけでいろんなものを買ったりするとしたら、それもかなり大変なことになると思っています。(ただ、これについて大変だとママがパパに言ったりはあまりしないかもしれません。一つ一つは小さなことの積み重ねでストレスが溜まるし、じわじわと疲れるものだったという印象です。)

参考になる人がいるかもしれませんので、下記に実際にパパである僕が子供のために買ってみたものの中でこれはよかった!というものを記載しておきます。ちなみに僕らの家は3LDKで、部屋はパパの部屋(子供が生まれてからはコミュニケーションを取るため妻との寝室兼)、ママの部屋、子供の部屋というレイアウトです。部屋数や広さによっても異なる場合があるので、念の為書きます。

産後1ヶ月楽する育児のために買ってよかったものまとめ

○ベビーベッドや赤ちゃんの眠るもの関連
生後間もない赤ちゃんはほぼ寝ていますので寝ている関連のものです。

・ ベビーモニターCubo Ai Plus

少し高く感じるかもしれませんが、子供の寝ている様子をスマホアプリやリビングのテレビ(僕らの場合はHDMIでipadを繋げてます)で見ることが出来ます。泣いているときも泣き止みそうかをウォッチしたり、あとこれがあると、寝かせたあとに夫婦で家の近くでカフェに行ったりするにも、気になったら様子をすぐ見れるのでオススメです。別部屋で育てるには必須だと思いますし、早期から夫婦で出かけるためにも、これがあると安心出来ると思います。

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こんな感じ↑でスマホ/TVなどで見れます。

・カトージのベビーベッド ハイポジション/ノーマルサイズ

僕らは赤ちゃん本舗にて購入。赤ちゃん本舗スタッフに聞いたところ、これが一番売れていると聞きました。

使ってみて思うのは
-ハイタイプ(高めに作られている)が腰に良いです
-下におむつや布団などが置ける仕様のものが良いです
- ミニサイズより、ノーマルサイズの方が部屋に入らないなど無ければオススメです。子供が産まれて1ヶ月でノーマルどんどん小さくなってく感じがします。仮に成長した際に買い換えることも出来ますが、それも大変だと思います。

・ペダル式ゴミ箱(5L)

ベビーベッドの横もしくはリビングなどで、オムツ替えをする回数が多いところに買いました。オムツだけ捨てるにはこのサイズはちょうどよく、ペダル式なので足でゴミ箱を開けてオムツを放り込めます。

・バケツ用・オムツ用のゴミ袋(2L)

ゴミ袋のサイズはもっと大きくても良いかもですが、上記の5Lのゴミ箱にフィットしました。(上記のゴミ箱は5Lと書いてありますが5L分のゴミは入らないようなので2Lのゴミ袋が良いかと思います)

・ナイトライト

ベビーベッド横の床に置いており、部屋を暗くした後に、赤ちゃんが泣き始めても、部屋の電気をつけると起きてしまうので小さいライトを買うのはオススメです。
※下記、noteを書いた時点では品切れのようですが3000円くらいだったので安くかつあまりチープで無いデザインでちょうどよかったです。

・タオル研究所のタオル

赤ちゃんの身体を拭く、赤ちゃんを置くときにソファーやベッドに置くなどあらゆる場面で、タオルを使います。出産祝いでいただく可能性もありますが、このタオル研究所のタオルは何回洗ってもふかふかかつ、バスタオル4枚で3200円と激安で少し汚れたら捨てても良いという点でオススメです。
このタオルは子供が産まれる前に使い始めましたが、ウェブサイトの無いブランドですがYoutubeで紹介している人を見つけて買ってみました。フェイスタオルなどもあり、旅行用にもオススメです。

・肌着(新生児用)

新生児用の肌着が5-6枚あると良いと思います。これは、生まれる前に買っておくと良いと思います。僕らはユニクロで購入しましたが、質感が良いです。タン肌着・コンビ肌着という種類がありますがタン肌着のみで良さそうです。

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E440354-000/00?colorDisplayCode=40&sizeDisplayCode=056

・ツーウェイオール(新生児用)

ツーウェイオールとは下半身のボタンを付けると、ズボンになったり、ワンピース?のような形になるものです。肌着の上に着せます。5-6枚を持って、これも出産までに購入した方が良いと思います。

・スワドルアップのおくるみ

赤ちゃんを寝かしつけるために使う、おくるみ。これもどれでも良いという話もあるかもしれませんが、畳んで使うものよりもファスナーの方が楽だと思っておりこちらをオススメします。

・加湿器

赤ちゃんは基本きれいな肌をしていますが、免疫が無いのか肌荒れしていくのでベビーオイルなどと共に加湿器を購入して、寝る部屋とリビングに置きました。この加湿器は水の補充が楽で、静かなのでオススメできます。


○赤ちゃんのミルク・起きているとき関連

・プレイマット

子供をリビングで遊ばせるにあたり、洗えて・丸形が良いかと思う。丸形は写真映えすると思います。僕らはいただきもののプレイマットを使っていますが、例えば下記のものなど良さそうです。


・キューブ型のミルク

母乳で育てるか、ミルクで育てるか論争がありますが、パパの観点ではママの負担の少ないミルクをある程度中心に据えると良さそうだと感じています。ミルクを買うにあたり、キューブ型のほほえみや、粉ミルクのはいはいがAmazonなどで出て来ますが、粉ミルクよりもキューブ型の方が作るのが楽です。コスト的には粉ミルクの方が安く済む説を記事で読みましたが粉ミルクも試してみてキューブ型を推したいと思います。

・電気ポット

子供が産まれるまで、ケトルはありましたが、子供にミルクを作るたびに沸かすのが一手間になるので、電気ポットを買いました。これは5000-6000円くらいのものならどれでも良いと思いますが、家に無い人はぜひ買った方が良いでしょう。

○その他

・オムツ

すべてを比較した訳でも無いですが、幾つかのオムツを試した感じでメリーズのオムツは使いやすかったです。オムツをつけるときに赤ちゃんのお尻がズレにくい印象です。これはもっと良いものがあればぜひ知りたいと思います。


その他に、
-哺乳瓶
-おしゃぶり
など必須なものですがこれがこれがオススメと言うものが無いものは割愛しました。


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僕よりもっと育児参加をしている男性もいると思いますが、我が家なりの育児のフォーメーションで息子のハルクへの愛着や妻のまりいへの感謝の気持ちが高まった期間でした

男性育児休暇を取得してみて考えたことまとめ

冒頭にも書きましたが経営者もそうですし、ビジネスマンとして走っている男性の育児参加・育休に関してあまりnoteや記事が無かった印象だったので、今回の記事を書いてみました。

参考になるかわかりませんが、もし、僕らの経験でなにか参考になることがあれば、ぜひ連絡頂ければ知り合いでも知り合いで無くてもぜひTwitter DM @kinoshitay で相談ください。僕らも最適なことをしたとは思っておらず日々学習中で、この学習は続くでしょう。

しかし、本当に育休を取ってよかったと思っています。

1週間の育休を取って自分でも取り組んでみて、妻が育休を半年近い期間を取得して子育て参加してくれることのありがたみを感じて、毎日妻へ感謝の気持ちを伝えています。これは、子供が生まれる前には無かったことでした。妻のまりいや、僕以外にもまりいやハルクを支えてくれる家族や友人やシッターさんや関わる皆様に感謝しています。

これからもハルク、まりいとの育児や生活を全力で楽しみにやっていきたいと思っています。12,000字弱のnoteを最後まで読んで頂きありがとうございました。少しでも参考になるポイントがあればシェア頂ければ嬉しいです。

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生まれて1ヶ月経ったハルク。外に散歩も出れるようになって、これからもっと楽しくなるはず

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木下慶彦
応援ありがとうございます!