イエスタデイをうたってがマジで面白すぎる理由
二日ぶりの投稿になります。木下わかばです。
今回はアニメ 「イエスタデイをうたって」の魅力について語っていければと思います。
大雑把な内容
大雑把に内容を語ると、「現実を向きながら真っ直ぐ前を向く高校生2人と、いろいろなところに気を使い、自分に素直になれない大人2人の恋愛物語」と言ったところでしょうか。 男高校生が大人女に片思いをし、 女高校生が大人男に片思いをし、 大人男が大人女に片思い(?)をし、 大人女はいろいろな関係性や過去を気にして決断から必死に逃げているという感じです。
このアニメの革命性
このアニメの凄いなと思うところは、人間の描写がとても深いところです。 余談ですが、僕は恋愛系のアニメやドラマがあまり好きではありません。理由は単純で恋が突然過ぎるからです。 「出来事」は積み重なるのですが、人間の心理描写が少なくて、ふわふわしてるんですよね。 一般的な恋愛ドラマ等は、恋愛する側もされる側もどういう人間か、どういう価値観なのかがわからないんです。 だからどうも感情が入りきらないというか、「まあ結局よくわからんな」という他人事で終わってしまいます。 音楽において恋愛を題材にしてる曲も同じ理由で好きではありません。 感情が入りきらないんです。 ただ、音楽に関しては自分の中で最近革命が起きて、「ヨルシカ」というユニット(バンドかな?)が本当に凄いと思っています。 恋愛を一つの題材にしながら、感情が入れ込めるし、曲としての完成度も抜群です。これもおいおい書こうと思っています。 そして、アニメでも革命が起こったわけです。 それがこの「イエスタデイをうたって」というわけですね。
具体的な革命性の内容(ネタバレ含むかも)
人間がめちゃくちゃ現代人なんです。 現代人は(誰目線だよ)得てして何かから逃げています。往々にして決断が怖いんです。 偉そうに語ってる僕だってそうです。 若く、それなりに心が清らかに大人は「責任」を知っています。また長く生きているので、「何かが壊れる」ことが怖いのです。 しかし、心がそれなりに清らかなので、自分が「怖がっている」ことで相手に迷惑をかけていることもわかっているのです。が、それでも怖い、だけど頑張りたいという「葛藤」が作品の様々な箇所から見えるのです。 それは1人や大人に限った話ではなく作品全体でそういう構成になっています。 だから、一人一人に本気で応援ができるのです。みんなに幸せになってほしいと思うし、報われてほしいとも思うのです。 後、何よりも先が見えないのが良いです。現在9話まで来ていますが、今後の展開が本気で読めません。毎週土曜の楽しみになっています。
というわけでイエスタデイをうたって、本当におすすめです。Amazonプライム等登録している方はぜひご覧になるといかがでしょうか?
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