【パートナーシップ】結婚を含むパートナー選びは、与える人を決めるという視点
どなたから聞いたのかは思い出せないのですが、
「パートナー選びは、与えてくれる人よりも、与たい人を選ぶといいよ」
という言葉を思い出しました。
どなたかは思い出せないのですが、
思い出せないどなたかに感謝申し上げます。
ステキな言葉をありがとうございます!
パートナー選びと言えば、結婚、
それからビジネス…一緒に仕事をする人を選ぶこと、
採用する側にも、就職先を選ぶ側にも、
このパートナー選びの視点って有用だよね、と思いました。
この人は、私に、うちの会社に、
何を与えてくれるかな?
という視点は持てても、
この人に何を与えたいかな、という視点は
なかなか持てないのではないでしょうか。
…少なくても、私はそうなので、
この「与えてくれる人よりも、与たい人を選ぶといいよ」
という言葉は、目が覚めるような新鮮さを覚えました。
そんな私自身のことを振り返れば、
与えてくれそうな人を選んだ時は、
「きっと与えてくれるだろう」
という無意識の期待を一方的に持ち、
時間の経過とともに期待した何かが得られないと感じた時に、
残念な気持ちになり、時には相手に怒りをも感じ、
結んだパートナー関係の維持が難しくなることもありました。
言い換えれば、
「相手が何をしてくれるの関係」
だったのだと思います。
一方、恩返しも含め
「この人に与えたい」
という想いで選んだパートナーは、
「自分が何をするかの関係」。
自分の与えたい気持ちが継続して、
相手にも関係継続の意向があれば、
パートナー関係は維持していけます。
ちなみに、複雑なことを補足すると、
「喜んでほしい」という想いはよいのですが、
例えば「ありがとう」って言って欲しいなど、
「喜び」や「感謝」を見える形で表現して欲しいの!となると、
「喜び」や「感謝」を与えてもらう、
「相手が何をしてくれるの関係」に転じていきますので要留意です。
とはいえ、
100%与えてもらう関係も、
100%与えるも関係もなかなかなく、
与えるし、与えてもらう関係が多いと思います。
ビジネスであれば、
与えるものと、与えられるものを、
契約書などでできるだけ明確にしますね。
それでも、無意識に、
与えてもらいたい期待の方が大きいと、
その期待はいずれ、不満になっていくように思えます。
だからこそ、パートナーを選ぶときは、
与えてもらいたい気持ちよりも、
与えたい気持ちの方が大きいかどうかを
自分に問いてあげるとよいのではないでしょうか。
何かの参考になりましたら幸いです。
今回も、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
紀乃