父のグループホーム入居までの道のりと病歴について
私の父について、断片的にブログを挙げていますが、
もう少し詳しくグループホーム入居の現在(2023年6月から入居中)までに至った経緯をまとめてご紹介したいと思います。
ちなみに父は現在80歳を迎えました。
もちろん個人差はありますが、色々な方のブログを拝見する限り、
少し早めに介護の世界に入ったのではないかと、
娘の視点からは思います。
ですが、これには父の発症した病気が関わってきているのかなとも思っています。
父がこの道を辿った興りは、
2005年にくも膜下出血で救急搬送されたこと。
その当時、命が助かる見込みが低く、そのまま死んでもおかしくない状況でしたが、回復し退院しました。
ですが、脳内に出血が広がるため、脳にダメージが残ります。
脳内出血は認知症発症のリスクの一つですよね。
当時はそこまで気になるものではなかったと思います。
そのことより、くも膜下出血後に影響した、
片目の視野狭窄と白内障の手術の方がインパクトが大きかったように思います。
その後、肺炎や食道がんを発症しました。
主治医に何度か命の危機を言い渡されましたが、
見事に回復して見せました。
ですので、父が倒れても死なないというか、、
しぶといから死んでも死なない!くらいの認識になりました。
そんな入退院を繰り返す中で、
2017年の入退院の際(少しここが曖昧っ!)、病院側より介護の申請を勧められた様で
ケアマネジャーさんの紹介をうけ、要介護1と認定されました。
そこから退院後の機能回復の為のリハビリなどで施設利用していたのですが、父が行きたがらなくなってしまい、疎遠になってしまいました。
それからは、徐々に一人で外に出かける事が困難になり、時に家に帰れず、座り込んでしまった所を近隣の人に助けられるような場面が増えて行きました。
そんな折に世の中がコロナになります。
ますます病気がちな父と、それに付き添う母の負担は大きくなると思い、
2020年の冬に地元に引っ越すことを決めました。
実家には戻らないものの、近くに家を借りたので、何かあったらサポート出来る体制をとり、なるべく負担を軽くするべく病院の付き添いや手伝いなど積極的にこなしていたと思います。
私が地元に引越して来てからも、
父の病気は増えて行き、
前立腺がん、心不全、大腸がん、鼠径ヘルニアなど追加されました。
ちなみに最終的に病気は進行性のものではないので、薬で抑える対症療法で落ち着いています。
積極的な入院を伴う手術はしない方針です。
長期入院すると、身体の衰え、認知症がものすごく進みます。(仕方ないとはいえ。。)
父は病気の影響などもありますが、
歩行困難(杖を室内でも使う)とトイレがうまく出来ない、入浴も難しいなどトラブルが目立つ様になりました。
そこで、一度行かなくなってしまったデイサービスに頼ったらどうかと提案し、別のデイサービス施設の見学を一緒にすることになりました。
難しいかと思いましたが、父は嫌がる素振りがなかった為、デイサービスを週3回で利用することになりました!
これが2021年の春頃になります。
その後は問題なくデイサービスにお世話になり、時々緊急入院のため、お休みすることもありましたが、デイサービスに戻って行きました。
その間の入退院で歩行困難、排泄介助などが進み
要介護2となります。
そして父のお世話をメインでしてくれている母が、夜間の父のトイレトラブル、着替えやオムツ交換などに、身体的、精神的限界を感じているため、ケアマネジャーさんにグループホーム入居の相談をすることになりました。
グループホーム入居は空きがなかなか無いという話で、しばらく待つと聞いていました。
そのはずが、急遽空きが出たため
母と見学をし、お願いすることなりました。
入居の際、認知症の診断が必要らしく、
かかりつけ医に相談し認知症診断のテストをしてもらった結果、認定されました。
そして2023年の6月より、
父はグループホームに入居しています。
父の場合、病気は盛りだくさんですが、(引くくらい病歴がある!)
慢性的な痛みがある訳ではありません。
食欲なんかすごくあります!
認知症で話がごちゃまぜになったり、
時系列がおかしい所は当然ありますが、
よく喋れるので意外と元気なものです。
グループホームには月に数回行きますが、
元気にしているようです!
親をグループホームに入れる心境は複雑なものがあります。
ですが、体感して思うことは、
自立して生活することが難しい人、たった一人を支えることは、ものすごい労力がかかるということです。
母がやっていたように、はじめは一人で何とか支えることも可能に見えますが、
それは支える人がお金、体力、気力が尽きることなくあればの話です。
そんなことは不可能です。
ですので、このグループホームという選択のおかげで、私の生活もまた、救われているということになるかと思っています。
長々と書きましたが、
おおまかな経緯を書かせていただきました!
ご一読に感謝します!!
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