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自分の喜びはどこに?/京都ライター塾第4回レポート
江角悠子さん主宰の京都ライター塾、第11期。
第4回目は、「自分の価値観、判断軸を知る」ためのワークでした。
前回のワークにつづいて今回も、受講生同士がペアになり、「人生企画ノート」に書き込んだ内容をシェアしていきます。
今回オンラインで私がお話をさせていただいたのは、北海道にお住いのすみさんです。すみさんのnoteを開いてみると、ご自身のこと、思うこと、とても丁寧につづられていて、次々と読み進めたくなってしまいます。
自分の「喜び」を置いてけぼりにしていた
「人生企画ノート」の12項目の中で、今回最初にシェアをしたのが、【うれしいと感じるのは、どんなとき?】という項目でした。
まず初めにお相手のすみさんが、「ここがなかなか書けなかったんです」と話してくれました。
それを聞いて、「そういえば私もすぐに書けなかった…」と思いました。
自分が喜びを感じるとき。うれしい感情が沸くとき。
それはどんなときかな?と思い起こせばもちろんあるんです。
例えば私がノートに書いた内容は、
空や木など自然の景色を眺めているとき
子どもと手をつないで歩いているとき
本を読んでワクワクしているとき
仕事でよい評価をされたとき
などなど。
でもそれらがパッと出てこなかったのはなぜだろう?と考えていくと、
もしかすると自分の意識が、人生の「喜び」の部分にフォーカスしていなかったのかもしれない、と気づきました。(これは一大事!)
フォーカスしていないから、うれしいことがあっても全身で味わっていなくて、すぐに忘れてしまう。
幸せになるために、収入を得るために、こうしなければ、ああしなければと、そっちの方にばかり意識がいっていたのではないか。
なんか、つい最近も近いことを考えた気がする……と思ったら、自分のnoteの記事にもそういった類のことを書いていました↓↓(この記事を書いたときには、そこまで深くは考えられていませんでしたが)
まず大事にすべきものは
自分の「うれしさ」をどっかに置いて、幸せになろうとしていたなんて。考えてみたらおかしな話だなぁと、ようやく気づきました。
自分が注目もしていないのに、「喜び」が勝手に膨らんでいくはずもありません。
第1回目の講義のときに、<成功したから幸せになるんじゃなくて、幸せだから成功する>という内容の本のお話がありました。
私は今、「ライターで成功する」ことを考える前に、まず自分の「喜び」を大切にすることから始めた方がいいんじゃないか。
そのためのメッセージを、あちこちからくり返し投げかけてもらっている。
そんな気がしてきました。
今回のワークでも、「最初の項目がなかなか書けなかった」というすみさんのお言葉がなかったら、「自分もすぐに書けなかった」ことについて深く考えていなかったと思います。
気づきをいただき、ありがとうございました!
おわりに
今回のワークは、他に「子どもの頃の夢」や「人生で充実していたときベスト3」「人生の岐路に見る、自分の価値観」といった項目についてシェアをし、<自分の軸>を見つけるヒントを見出すものでした。
そういったヒントもたくさん見つけられたのですが、今はこの記事に書いた<まず自分の「喜び」を大切にすること>が、とても大きなことに感じたので、今回はその部分だけを取り上げたレポートとなりました。自分の軸については、また別の記事で書けたらいいなと思っています。