今週のkinologue【10/17-23】
今週は色々上手くいかないことが続いたけど、凹んでいるヒマもなく、そんな中で数年ぶりにリアルに再会した人たちに元気を貰った。数年ぶりといえば、こちらのアボガドバーガーも。アメリカンなイメージだった内装がオシャレカフェみたいになっていたけど、変わらず美味しかった。仕事が立て込んでチームの士気が下がってるなぁと思ったときに、よくここのハンバーガーを夜食のデリバリーで頼んだっけ。もう15年くらい前の話だけど、変わらず気分を上げて貰った気がする。
ここ1ヶ月以上、映画館で映画を観ていない。ひー。時間があったら終了間近の美術展に行っていたせいもあるが、強く観たい気持ちになる映画がなかったのも事実。今週もイッタラ展には行ったしね。その代わり、今週配信で何度か見たのは小津の『晩春』と『グリーンブック』。前者は学生として受けている授業の課題で、後者は先生として非常勤の課題にしている作品。作品分析に興味があって受けている授業だが、そのままそれが自分が行う授業にも生かされるものなのかはまだわからない。仕事がモーレツ忙しい時に何やってるんだか、と思いながらも、やめられずにいる。バカだよなぁ。ようやく今週末からずっと待っていたコゴナダの『アフター・ヤン』が公開。映画の悩みは映画館に行くとなぜか解消されるので、近々行くべし。地元の小さな映画館とは、来年に向けて新たな楽しい企みが動き始めた。映画は仕事なのだけど、仕事の枠に収まらない。自分を追い詰めもするけど、追い詰められるのを助けたりもする。この不思議な関係にずっとハマっているのだ。
今日は東京のど真ん中、港区芝で開催された地域のお祭りへ。授業の調査依頼のためでもあったけど、昨年誕生して以来、ずっと気になっていた場への訪問にワクワクした。夏の陽気の日曜日、幅広い世代が集って、喋って、食べて、笑って、歌って、、、たわいもないピースフルな時間が流れていた。
東京タワーのギャラリーで小泉今日子デビュー40周年展示が今日までやっていたのを知ったのは帰宅後。結構近くにいたのに。ま、そんなもんです。