今週のkinologue【8/22-28】
8月も終わりが見えてきた今週、蒸し暑さの中に秋を感じることも。ファミレスの夏のデザートもそろそろ終わりか。いつも宿題はギリギリまでやらない小学生だったが、大人になってもそれは変わらず、色んな締め切りに終われる夏の終わり。成長しないなぁ。。。
多忙な5月に何とか報告書を提出し、その後も幾度となく修正を求められて挫けそうになった補助金の承認通知が届き、ホッとする。これがなかったら、新たな配信の形にもAFTER BOOKにもチャレンジ出来なかった。これによってkinologueには何が残ったか、これから何を続けていくのか、見極めていかねばならない。
昨年春まで働いていたレンタルDVD店が今週閉店した。これまで働いてきた会社が退職後に9割方失くなってきたので、ここもか〜という感じだったが、レンタルDVDというメディアを考えるとこの日が来ることは意外とは言えない。デジタル配信普及の伸び率に徐々に反比例し、コロナ禍が拍車をかけた変化を目の当たりにした6年半は貴重な体験だったといえる。少しは以前のマガジンに残せてよかった。最後に閉店の番外編を追加。
昨年末の「民藝の100年」展以来、民藝まわりを続けて一緒に見ている友人と共に臨んだのは「東北へのまなざし」@ステーション・ギャラリー。民藝はツッコミどころが多いので、長くなる。今回も3時間近くたっぷりと見てまわった。ブルーノ・タウトが東北を巡ったときに、突然連絡があって案内をしたという秋田の版画家・勝平得之の版画と人形のかわいさよ。先週見た民藝館の「沖縄の美」と東北がつながるところもあって面白い。森美のウェルビーイング展、近美のゲルハルト・リヒター展、都美のフィン・ユール展などなど、まだ見てない展示がいっぱいだ〜