好きなのにコーヒーは鬼門

#チコちゃんに叱られそう日記 　３日目。

３日目まで来たぞ。これで明日からへたれてしまっても「三日坊主」にはなるわけだ。三日坊主もできないってのはちょっと情けないから、とりあえずここまで来られて良かったと思う。

通勤には車を使っている。子どもたちが小さかった頃は、自宅ー保育園ー職場ースーパー、の四角形を延々と回っていた。いまはもうお迎えもないので車を止めて通勤した方が歩く距離も増えるのだが、どうも癖ですぐ車に乗ってしまっている。

車のハードディスクには手当たり次第に入れたCDが800曲くらい入っている。５割がクラシック、３割がジャズ・フュージョン、残りがいろいろだ。今朝はエンジンをかけたら、その「いろいろ」の中からいきなり Deep Purple の Child in Time が始まった。ボーカルのイアン・ギランのハイトーンが印象的な、1970年代に日本武道館で収録されたやつ。この次に入っている Smoke on the Water は学園祭のたびにどこかから聞こえてくる定番曲だった。ふっと高校時代を思い出して懐かしくぼんやりした気持ちになる。

懐かしさにかまけてもいられないので気を取り直して「サンバチーム」のお世話に取りかかる。（本当にサンバを踊ってるわけじゃないから誤解しないでね）

１番の後始末が意外に時間を取ってしまい、２番に取りかかるのが遅れた。途中で昼を過ぎてしまったので近所のカフェでランチにしようと出かけたら電気がついておらず、このウィルス禍で休業されたことを知る。目抜き通りに面しているわけでもなく、いつも静かで（ということはあまり満員御礼にはならないってことだ）居心地の良いカフェだったのに。暗澹とした気持ちになりへこむ。今の状況を脱したらまた開店して下さるよう心の底から祈る。

午後は巻きで「サンバチーム２番の仕事」に取りかかったが、「３曲踊る」のに「１曲目を終わったところ」で本日終了となった。今日は夕方、耳鼻科の予約があるのだ。しかたない。明日がんばろう。

このところ整形外科に行ったり、書いてないけど消化器科に行ったり（胃がいつも悪い）、歯科に行ったり（定期検診が２ヶ月に一度ある）、病院ばかり通っている。今日は病気があるのではなく、耳鼻咽喉科で紹介された補聴器の定期診断だ。一応、耳の病気がないか確認し、聴力を調べたあと、補聴器メーカーの人と面談して機械を見てもらう。

行ったらいつものＹさんではなく違う人が来ていた。Ｙさんはやさ男で静かな優しげな話し方をする。今日の人はそれよりは元気系の、きっと体育会系の部活だったんだろうなという感じの男性だった。さくさくと補聴器の調整をして新たにつけ替えた耳栓部の説明をしてくれる。それはわかりやすいしその方も感じよいのだが、Ｙさんどうしちゃったんだろう、優しげで押しの弱そうな人だが、まさかメンタルをやられたのでは（そんな感じを受けちゃうのよ）と気が気でない。最後に「Ｙは今週いっぱいお休みで」と言われたので、やっとそこで（ああ夏休みなのかな）とホッとする。いや夏休みじゃなくて本当に体調崩したとか濃厚接触者になっちゃったとか、大変なことかもしれないんだけど、とりあえずＹさんが辞めていなかったことに安堵して耳鼻科を出た。

この数日は家族と同じものを食べているので今日もそうする。実は胃が悪い時は自分だけ雑炊を食べるようにしている。野菜や肉魚を入れた雑炊を腹八分目に食べていると胃の治りが大変良いのだ。そうしていると、２日くらいでとっても胃が元気になって「他のものも食べたいよう！」という気になる。だいたい家族の分と自分の分と２種類のごはんを作るのは超面倒で２日くらいで気力が萎えるので、また家族と同じものを食べ始めるのだが、するとすぐにまた胃の元気がなくなっていく。本当は薬を飲みながら一週間くらい雑炊生活をすべきなのだろう。

雑炊を怠った罰なのか、いままた胃が気持ち悪い。昼にカフェが閉店していたので悲しくて、つい手近なマクドナルドでバリューセットを持ち帰ったのが良くなかったかもしれない。ドリンクのコーヒーが元凶だった気がする。ファーストフードの薄いコーヒーなら大丈夫と高をくくったのがいけなかった。飲めないのは悲しいし不便だが、明日からまたしばらく雑炊とカフェイン断ち（特にコーヒー）をしていこう。