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【2025日記】1月下旬のはじめの方
日記を書くことを続けています。特に何かを伝えるわけでもない、ただの日記。トップの画像は雪まつりの雪像設営中の自衛隊の皆さん。
自分であとから読むと(こんなことをしていたのか)などと改めて記憶をたどることができてちょっと楽しいです。日記ってその人の生き様そのものがダイレクトに出ますね。わたしのように平坦な毎日を送っている者は、かえって小さな一つ一つを書いて残していった方が「生きてる」って実感を得られるのかもしれません。
1月18日
体調はそれほど悪くない。
この、朝起きた時に体調が悪くないというのは本当に貴重。
悪くないついでに思いつきで吉野家に行くことにした。吉野家がカレーの魯珈とコラボしたと聞いて急に食べたくなって。
カレーは大きく分けてルーカレー、スープカレー、スパイスカレーに別れると思うのだけれど(本当かどうかわからない。個人の意見です)、その中では断然スパイスカレーが好きだ。わたなべますみさんに教えてもらってから時々作っている。しかし自分で作るとどうも出来不出来が激しく、しかも不出来側に偏りやすい。多分、それぞれの分量をきちんと測らずいい加減に入れているからだと思う。お店の安定したうまいカレーが食べたい。魯珈もエリックサウスも地元にないので吉野家へGO。
吉野家に入ったのは何年ぶりだろう。もしかすると15年か20年ぶりかもしれない。
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スパイスが利いていて大変結構だった。吉野家はいろんなメニューがあってトッピングの種類も多い。今度また行こうかな。しかし客層が「働き盛りですっ!」てなおじさんか若者男子ばかりなので、そんな中にオババが一人で入るのは少々気が引ける。またオット氏を誘おう。
1月19日
mixi2のTLがドーナツ祭りになったため口がドーナツになってしまい、ミスタードーナツに出かける。
日曜のせいかものすごく混んでいて、しかもキャンペーン中のピエール・マルコリーニ・コラボのドーナツがちょうど売り切れという悲しい状況だったが、どうせ胃が丈夫くないのでたくさんは食べられない。久々に一番オーソドックスな奴を買った。自分の胃は1個が限界なのだが1個半食べた。大変満足。
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欲を言えばミスドのこのふわふわのドーナツじゃなくて、中がぎっしり密度の濃いやつを食べたかったな。いずれまたリベンジしよう。
なんでもいいんだけど、何か目標みたいなものがないと毎日が漫然と過ぎていく。ただ流されて生きているだけ、という感じ。
それは嫌なので、もう少し短期でも長期でも何か目標を考えたい。だいたいそのために年の初めに人生ビンゴとかやったんじゃなかったか。あれはどうした。思い出せ自分。
1月20日
定期の消化器内科受診。
1月後半は怒濤の通院ラッシュである。でもすべて定期検診だ。それほど心配することはなく、ここではお通じが滞りないようにする薬をガッツリ出してもらった。これがないと本当に詰まる。お腹がゆるい人がうらやましくなるほど詰まる。
身体全体が老齢によりポンコツ化しているので、それなりにお薬の力を借りて健康をキープしていこう。家電だって10年で壊れるのにこっちはもう半世紀以上生きてるんだよ。
夜になってオット氏が
「なんかぼーっと動画を見ていたらうちが映ってた」
というのでその動画を探す。どうも単に道を運転しているところを流すだけのドライブ動画らしく、これかあれかと検索していてついに見つけた。
「うわあ、うちだあ!」
自分の家が見知らぬ人の動画に映ってたって経験、あるだろうか?
なかなかシュールである。ちなみに自分や家族は写っていなかった。
1月21日
昼に雑煮を作って食べようとしたら、年末に手に入れてラップにくるみ冷蔵庫に入れていた餅に既に青カビが付いていた。がしがし削って食べた。なに、ペニシリンだと思えばいいのだ(違います)。
午後からニツカさんがspaceをやっていたのでお邪魔する。
実は音声配信が苦手だ。なぜかというと難聴だから。生の人声はよく聞こえる人とそうでない人があるが、電波を通すとすべからく聞きづらい。イヤホン着用は必須でさらにボリュームをあげてやっと話の内容がわかる程度である。
だけどニツカさんの、編み物をしながらの会話はとても心地よかった。たまたま出会った他の皆さんの話も面白かった。こんな風にいつも人の会話を楽しめればいいのになと思う。音声配信は全般にながら聞きができない。正座して集中しないとこどはの意味が理解できないというのは大きなストレスだなあ。難聴が認知症の遠因だというの、よくわかるわ。
1月22日
朝からまた通院。
今日は循環器で、ここはもうめちゃくちゃ混んでいる。「神の手」を持つ先生の病院である。絶大な信頼を置いている。他科なのにたまたま婦人科の腫瘍をみつけてくれたのもここだ。だけど先生は患者の話を聞くタイプではない。それを学習したので話を聞いてもらいたい時には別の医者に行くことにしている。ここではメンタルは切り離し物理的な身体の病だけ診てもらう。
午前中かかって自分の通院が終わったあとは別件で家族の送迎。待ち時間があるのでタリーズでカフェオレを飲む。
こういうひとりカフェ時間がどうして気持ちを安らがせるのだろう。ひとりであること、カフェなどの公衆の空間であること(うるさすぎないことは大事)が重要だ。そこでこれからの目標やテーマを考えたり、todoについて順番を付けたりスケジューリングしたり、noteのネタを考えたり文章を練ったり、といった細々としたことがらをするのが何とも副交感神経を刺激してリラックスできる。他の人はどうなんだろう。個人の嗜好?
家に戻り、戸別配布の町内会報を近隣の10軒ほどに配付にいく。今年はうちが班長なのだ。気温が高い(北海道では零度以上になる冬の日は「気温が高い」と言う)ので一度降った雪が溶けて再凍結し、地面がツルツルになって恐怖である。特にスズキさん(仮名)宅の玄関前が全面スケートリンク状になっており、玄関脇のポストにたどり着くのも戻るのも死ぬかと思った。
わたしは身体が硬く受け身が取れない。転ぶと顔から落ちたり頭を打ったりする。いまこの年齢で転んだら十中八九、骨折するだろう。冬は油断できない。
1月23日
とあるボランティア仕事のための略歴書を書くことになり、古いファイルを漁って自分の履歴書を取り出す。しかしそのままでは使えない。ああでもないこうでもないと書き直すとどんどん長くなる。略歴ってどこまで書けばいいんだろ? とりあえず「学歴」のところに入学と卒業をいちいち書いていたのを卒業だけにした。
そんな自分の履歴書を書くのに、しかもすでに半分以上書いてある雛型があるのに、完成に半日もかかってしまった。どうしてこんなに仕事が遅いんだろう。昼にはすっかり疲れてしまった。
こんなんではあかんと、午後から、次のタスクに取り掛かる前に体を動かすべくジムに行った。歩いて走ってマシンで申し訳程度に筋トレし、空いたところを見計らってマットでなんちゃって自己流ストレッチをした。驚くほど体が硬い。知ってたけど。足を投げ出して座ると痛くて80度くらいしか開かない。腿のあたりの筋がつっぱる。ストレッチを地道に続ければ多少はマシになるんだろうか。追加料金を払ってトレーナーについた方がいいだろうか。
帰りに六花亭の小さいショップ(あちこちにある)を通りかかったら桜餅が出ていたのでお買い上げ。季節限定品だ。家に帰って残っていたルピシアの桜の緑茶と共にいただく。小ぶりでとてもおいしい。ごちそうさま。
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1月24日
友だちに郵便を送る。ネットでもLINEでも繋がっているけど、たまにアナログな郵便で現物やら手書きの手紙やらを送りたくなる。手紙をもらうのもワクワクしてうれしい。
返却日が来たので図書館に本を返しに行く。
メイ・サートンはやっぱり読み切れず、もう一度借りる。さらに目についた別の日記本を勢いで借りてしまう。図書館も大型書店同様、魔窟である。
でも来月は早々にまた遠距離介護に行くのでその前に返しに来なくては。来週は雪が降るだろうか。路面が厳しいと運転が怖い。
ボンヤリお茶を飲んでいて、(そうだ、中期計画を立てよう)と思いつく。
会社でも官庁でも向こう何年かの中期計画を立てて、それに従って事業を進めると思うのだけれど、自分自身の中期計画を立ててみよう。
自分は何がしたいのか
何を求めているのか
どんな風になりたいのか
将来なんてこの年になるともう何も無いような気もするけれど、そうじゃない。おぼろげでもいい、来月、来年どうなっていたいか、何をしていきたいのか、そんなことの棚卸しをしてこれからの自分の未来を考えようかなと思っている。