30 day book challenge 第19日
ここから6日分は白熱灯さんのイラストをお借りしました。ありがとうございます。老若男女みんなが本を読んでます。
第19日は「ナレーターの声が好きなオーディオブック」
これ困ります! 第7日にも書いたけど、オーディオブックというものを聞いたことがないのです。
ああ、今回は本当に困る。どうしよう。英語圏ではオーディオブックが一般的なのか?(この30 day book challenge は、もともと英語)
何も思いつかないというより知らないので、「この人の声でこれが聞きたい」という本を探してみることにしましょう。
声が好き、と言ったら、アランです。いわゆるひとつのイケヴォ。
アラン・リックマン。英国の俳優。最も有名な役は「ハリー・ポッター」のスネイプ先生でしょう。だけどあの役は化粧もすごいし着てる服も真っ黒けで(笑)、アランじゃないみたいな風貌でした。しかも原作のスネイプ先生は30代前半だっちゅうにアランは第1作の「賢者の石」時点で既に50歳を越えてたし。彼がかっこいいのはブレイクした「ダイ・ハード」のテロリスト役ですよ。もちろんスネイプ先生だってセクシーさダダ漏れだったですけど。(ひとこと言わせて。原作を読んだらスネイプはセクシーでも何でもないよ!)
残念ながら数年前、癌のため亡くなられました。享年69歳。ですのでもう声を聞くことができません。悲しい。とても悲しい。ベルベット・ヴォイスと言われたアランが朗読するのならどんな本を聞きたいかと考えてみました。
これなんてどうかな?
長年、英国貴族の屋敷に誇りを持って仕えてきた執事のスティーブンス。本人はくそまじめなのに端から見ると、つまり読んでいるわたしたちには「なんでそうなるの?」みたいな気持ちを抱かせるところがあります。そこが滑稽であり哀しくもあり。英国という国の一時期を生きてその価値観から抜け出ることのできないやるせなさなど、英国人で、上流から下層まで様々な役を演じてきたアランの声で聞いたらどんなでしょう。
でも原文の英語だとさすがに聞いてもわからないから、日本語でね。