あ~した天気にな~れ
天気の子のBlu-rayが届いた。
奮発して1番良いやつを買ってしまった。
さっそく観た。
賛否両論な作品だと思うけど、個人的には好き。
そんな天気の子を観て思ったことがいくつかある。
今日はそのうちの1つ。
天気について。
天気の子にはこんな台詞がある。
天気って不思議だ
ただの空模様に
こんなにも気持ちを動かされてしまう
確かにそうだなぁ、と思った。
晴れてると気持ちが良いし、雨だと少し憂鬱になる。
あまり雪が降らない場所に住む自分は、雪が降ったら嬉しいし、
雷とか雹の時は少し不気味に感じる。
天気に限らず、
空の雰囲気が自分の気持ちに影響を与えてると感じる気もする。
こんなこと言うと何か恥ずかしいんだけども…
そして、世の中は天気みたいだなとも思った。
かなり意味わかんないけど…
天気のコントロールができないみたいに、人の気持ちや世の中だってコントロールができない。
つまり全部が自然であって、
世の中で起こる現象は自然現象みたいなものなのかもしれない。
そうすると、自然が狂えば現象も狂うし、
自然はコントロールできないから、狂ってしまったのは諦めていくしかない。
個人的には、世の中はずっと雨もしくは異常気象だと思う。
だから閉塞的で憂鬱に感じる時もあるけど、しょうがないのかもしれない。
諦めて馴れていくしか生き残る方法はない。
そんな風に考えた。
飛躍しすぎてる気がして意味わかんないけど。
まぁ、世の中狂ってんだからしょうがないじゃんていう感じだと思った。
映画でもそう言ってたし。
でも、本当にそうなのか?
天気の子では次のような話があった。
異常気象とはいうけどそれはここ最近の話。
天気の巫女はその遥か前から存在している。
つまり、この長い歴史では最近の異常気象なんてちっぽけなものであること。
空と繋がり天気を変えることができる人が昔からいたこと。
様々な問題は全体で見ればちっぽけなものだし、
諦めているだけでどうにかすることはできるのではないか?
そもそも、人間は自然環境をぶっ壊してるんだろうし。
問題を解決するのは体力がいるから、疲れるから、
だったら諦めておとなしくしとこうよ。
たとえ、
自分達が生み出した問題でも。
解決できる問題でも。
全体がそんな雰囲気なら、変えようとする人、変えられる人が邪魔な存在となって消される。
これが今の社会なのではないか?
これは、ちょっと考えすぎか。
まぁ、難しい。
確実なのは、天気の子は映像が綺麗だし、音楽も素晴らしいし、考えるきっかけになる作品だということ。
賛否両論なんて当たり前のことだし、
好きなら好き、嫌いなら嫌いで良いと思う。
むしろ意見が分かれるから面白いとも思う。
そんなこんなで、天気の子は面白かった。
そして、
他人には責任を求めるくせに自分は責任逃れをしようとする社会はキツいなぁ
と考える5月最後の金曜日。