着物とAIイラスト
AI術師Takeno Kinoといえば着物。とはいえまだまだ一部のコミュニティ内での認知でしかないだろう。当面の目的としてはイコールになる様に試行錯誤をしていく事が出来ればと思っている。
AIイラストの着物と本物
当たり前なのだが、イラストの着物は本物とは違う。似て非なるものだと考えて欲しい。理由としてはそもそもの目的が違うという事が挙げられるのだが、今回はその部分にフォーカスした記事にしようと思った。
見て楽しむと、実用性の違い
一言でまとめるなら、イラストの着物は見て楽しむものだ。つまりはその雰囲気であったり、周りの景色といかにマッチするか?がポイントとなる。
反対に本物の着物はファッション性は後付けで実用的に出来ている。衣服の種類でもある事から時と場合、つまりはTPOが重要になってくると思ってもらえたらと思う。
いや、もう着物じゃない。そう思われても仕方がないとおもうのだが、イラストとしては新しい切り口の一つであり、現実で再現した時に多少不自然な形となってしまっても『可愛い』と思って目を惹く事が出来ればある意味正解なのだと考えている。
実際の着物の種類
ざっくりと言うと、普段着る着物としては【付け下げ】【色無地】【訪問着】と三種類ある。振袖や浴衣などや着方、生地などは一旦置いておいて、あくまで普段着としての大まかな着物を今回は纏めてみたい。
色無地
単純に無地の着物だ。今で言うと普段着と言うのが一番近いのかもしれない。派手さは無く日常を感じる……と言っても雰囲気はあるのだが、昔の中流家庭以上の謙虚な普段着として着用されていたのだろう。
訪問着
綺麗な柄が目を引く一張羅みたいなものだ。「絵羽模様」と呼ばれる、縫い目をまたいで柄があらわされた着物で大事な場面でのよそ行きの服にあたるこれは、今で言うと、結婚式などでドレスを買う様な特別な日に着る着物。
付け下げ
色無地と訪問着の丁度間にあたる付け下げは、現代にはピッタリのオールマイティな着物と言えるだろう。
▼参考記事
最後に、冒頭ではイラストと本物は違うと言ったものの今後制作して行く上で本物の知識も必要だと僕は考えている。わかった上でデザインを取り、本来は違うのだと伝えられる程度には知っておかなければ行けないのだろう。
まだまだ勉強途中なのだが、『面白くみせる』と『本物をみせる』と言う事を意識し、あくまで意図的にエンターテイメントできる様な術師になっていきたいと思っています。
AIのイメージを変えるだけでなく、少しでも本当の日本文化に興味を持ってもらえる様なコンテンツを作って行ければと思います。
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