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メガネ屋の仕事

•眼鏡屋の仕事について
眼鏡屋の仕事は主に、検眼、フレーム選び、加工、フィッティングだ。
レンズの発注や顧客カードの打ち込みなど雑多な仕事も多々ある。
が基本的に暇である。

最初に配属になったお店の師匠のもとで修行?をする。近くの自転車で通える店だった。

眼鏡が一本しか売れなくても店は成り立つ。というくらい仕入れは驚くほど安い。レンズなんて信じられないくらい安い。それをフレーム価格に加えてレンズも売りつける。一枚が20000円くらいするのもザラ。2枚で40000円だ。

私は何よりお客様の顔に合ったフレーム選びを一緒にすることが一番楽しかった。眼鏡を作ったり修理は苦手だった。
検眼も楽しかった。
そのうち眼鏡を加工するのが一番嫌いになった。仲良しのパートの面白いおじちゃんに甘えて仕上げを手伝ってもらっていた。
ある日師匠からは手紙をもらった。
要はもっと真剣にやれ、みたいな事を
言われたような気がするが、全然響いていなかった。怒られた記憶もない。
しかしその時の私は仕事を舐めていた、バイトの延長だったのかもしれない。
その時の私にきいてみなきゃわからないけど。

それからは本社から出されたシフト通りに店長になれない人は店長の休みを埋めるためにあちこちの店を転々とする。
京都、大阪、神戸と。

•販売だけがしたい
そのうちもう店長がいない店を守ることの責任や修理の時の折れたらどうしよう••暇な毎日。早朝の研修••いろんなことが嫌になってきた。
三宮にある大型店は検眼、加工、販売と分かれており、簡単な修理だけでいい。
そこに配属してもらえるように?
よく覚えていないがそこで辞めるまでいた。販売実績はなかなかよかったと思う。

そしてその後辞めるのだ。
たった8ヶ月で。


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