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挑戦#3 - 石川夜間中学 第2回授業日

 こんにちは🍄 きのこです。先日、新学期の投稿した時は桜🌸がきれいだなーなんて言ってたらもう葉桜🌿になってて悲しいような、初夏が近づいてきたと嬉しいような、そんな感じです。

  さて、この冒頭部分だけ書いたままあれやこれやと新学期の始まった大学三年の春を過ごしていたらいつのまにか五月になっていました。
 マジで忙しい日々を過ごしているんだと感じてます。主にコロナのせいでいろいろサークルの活動について対応してたら…っていうのが原因なんですけどそれについて愚痴るのはまた今度にしましょう(「今度」があるのかどうかは知りませんが)。

 今回はいつも通り4月の夜間中学の活動の様子を言葉にしようかと思いましたが別段とりたてていうほどの変化があったわけではなく前回とほぼ変わらなかったのでちょっとした出来事から僕が感じたことを書いていこうと思います。

 先月と同様に一人の生徒さんに専属のような形で(当人から指名があった都合上です(笑))ついていたんですけど、その日は一コマ分の時間だけ少し特に何も仕事のない時間ができたんですね。で、その時にボランティアの見学でいらしてた方とお話しする機会があったんです。自分は大学生であるのに対し、お相手は社会人の女性の方でした。活動の代表の方と以前からの知り合いというつながりがあって今回いらしたとのことでした。お話しする中でこう聞かれたんです・・・ 
ー大学生であれば、もちろん学業で忙しいでしょうし、他にSNSであったりほかのコンテンツであったりといわば「楽しい」ことがあるじゃないですか。
でもどうしてこの活動に参加されようと思ったんですか?ー と

 「なんで?」というこの問いに自分は正直戸惑いました。だってほんとに根本的に一時のいわゆる「ノリ」でその活動に参加したといっても過言ではなかったからです。代表の名前をたまたま聞いていて、それをこれもたまたま夜間中学のプレイベントのポスターとともに見かけて、「今行くしかないっしょ」というスタンスで足を突っ込んだ。それは動機をしっかり尋ねられたらわかんないものでした。

 無理やり理由付けするなら社会福祉であるとかそういった類の活動に興味があったから。実際、大学の講義でも学科(うちの大学では学類っていうのだけれど)の違う人たちに一人混じってその関係の講義をとっているし、何ならゼミも少しでも社会福祉につながるものをと選んだところに入った。ついでに言えば将来も社会福祉のことがしたいから少しでもそこで役に立つ、悪く言えばそこで利用できる経験談を作ろうと思ったというのもある。

 けれど根っこからそう考えているのかといわれると少し違う気がした。就職でボランティア経験を喋れるからってスタンスならこんなにやる気は出てこないし、そもそも「ノリ」で動けてるんだからもっと違うものがある気がした。

「なんで」 自分なりの考察

 さて、一か月弱投稿が遅れた原因の一つがこれです。「なんで」をぼんやり考えていたから。ほかの理由はまた別の投稿にて。自分なりに考えた理由は以下の通り。
 
 1.他と違っていたいから
 2.自分の幅の広がりが欲しいから
 3.代表者に惹かれたから
 

 大雑把に行くとこの三つ。いや、ボランティア精神は?ってなるかもしれませんね(笑)。もちろんあるんです、あるんだけどよくわからない概念だなと感じたのであえて外します。困っている人がいて、何か自分にできることがあればっていうのはずっとあるんです。でも、それってみんな同じじゃないかなって思うんです。困難を抱える人を知覚して、ほっとくって人のほうが少ないと思うんです、特に日本は。まあそれを行動にするかしないかは別問題ですけど。ボランティア精神という項目はそんな考えから外してます。で、自分の考えに注目したら以上の三点になったというわけです。

 まず他と違っていたいというのは自分のこれまでの人生が関わっていて話が長くなるんで割愛しますけど、ざっくり言えば「おもろい(interesting)ほうに行きたい」っていうことです。みんなと同じじゃ詰まんないって思いがちな人間なものですから。

 次に自分の幅の広がりっていうのは言い換えれば視野の広さってやつですね。この活動、自分の思っていた以上に年代や立場が幅広いものなんです。自分が成人しているというのと、かなり年増に見られがちというので「大人」として扱われるのが多く、そのうえでいろんな人と話して、もうブワっと精神面において自分の幅が増えるのを感じたんです。「ああ、わくわくする」とも感じました。結局「おもろいほう」って簡易ですけど、違う面としてカウントするとそんな感じです。

 最後のはもう言葉の通り。あの方、ほんと人たらしだなあって思います。人間としてあんなに魅力のあふれる人っているんだって思いました。熱意もかなりあるけれど物事を見るときは冷静で、何よりキラキラしてるんですよね。話してて楽しい人ですし。ほれたわあって感じです。

 で?って言われるとつらいんですけど、今回はここで終わりです。今年度から岐阜県で学校に行きづらい子供のための学校が開校したというニュースを見ました。「義務教育」は義務ではあれども子どもが教育を受けるのは権利であって、学校といういわば「普通」を追い求めて義務的に学校へ行かせることはもう親のエゴでしかない時代が来ていると思います。将来的にはこどもたちがおのおののスタイルに合った形で「学び」を得られる「義務教育」が実現されればいいなと思う次第です。ま、その一歩として夜間中学の活動が広まってほしいなといつもどおりの祈りをしておきます。

 ここまでいつもより長々と書いた文章お読みいただきありがとうございました。もしボランティア活動に参加するメンタリティだとか読者様方のご意見等あればぜひコメントにてお聞かせください。今回のテーマはマジでいろんな人の考えを聞いてみたいです。

そんな感じで、明日もよい一日になりますように。 ではまた。

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