ヒイラギの意外と知られていない話(中編)
クリスマスのヒイラギと節分のヒイラギ、全くの別物でした~!という(私にとって)衝撃的だった事実を先日お伝えしました。
続きなので、まだ読んでいない方はこちらから読んでいただいた方が分かりやすい内容になっています↓
なぜ、間違いに気が付いたか?
それは…
この1枚の写真がきっかけでした。
鈴木純さんの植物観察講座仲間の真美さんがSNSに載せていた「ヒイラギ」の花の写真です。
”この時期、満開でとてもいい香り”
ここで私はアレ?と思いました。
「いま花を咲かせていたら、クリスマスに赤い実をつけるのに間に合いませんよね…どうしちゃったの?ヒイラギさん?」
で、調べてみたら…
どうかしてるのは、私でした!ごめんなさい!!
クリスマスのヒイラギとは、全く別物でした!という訳だったのです。
自分の無知を棚に上げて、こんなこと言うのもですが…
アレ?と思えたことが、植物観察講座に通った成果ではないかな~と思っています。
「いま花が咲いてたら、クリスマスに実はつかない」そういう発想ができるようになった、つまり、植物を見る感覚が身についてきた!
なにごとも、前向きにとらえていきます!
調子に乗ってさらに、調べると…前回載せた意外にも、ヒイラギと名のつく植物がありました。
【ヒイラギモチ】
モチノキ科モチノキ属
葉の形が長方形にちかい
初冬に赤い実をつける
シナヒイラギともいう
角が尖った長方形といった感じで、ギザギザ感は少ないですが、クリスマスに花屋さんでよく見るのはこのタイプな気がします。
ということは、
葉っぱがギザギザ&初冬に…
→いい香りの白い花
ヒイラギ
ヒイラギモクセイ
→赤い実
セイヨウヒイラギ
ヒイラギモチ(シナヒイラギ)
ヒイラギと名のつく植物が、整理されました。
これでスッキリ!と言いたいところですが…
実は、まだ続く「ヒイラギの思い込み」があったんです。次回、後編で最終回、お楽しみに!
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