2024年9月にクリアしたSteamゲーム【11本】
Tokyo Game Show行きたかった~~~~!!!!という気持ちで9月を振り返ります。
〇〇できなかった~という後悔が人生の大半を占めてしまっている人間が家系にいる。そんな血を引き継いでいるので、TGS行けなかった後悔は引き摺らずに意識的に断ち切っていきたいね。明るい未来のこととか考えよう。人間がAIに管理される世界とか。
脳が培養液に浸される世界になっても、あなたからのSteamフレンド登録待ってます。
SteamフレンドやnoteのFFぐらいの不自由な関係性が心地いいなと最近感じてる。Xは繋がりすぎるし発信に重みがなさ過ぎる。
あと先月書いたnoteもオススメです。
ではいきましょう、今月は11本。
CATO: Buttered Cat
プレイ時間: 15時間
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
高いところからネコを落とすといつも4本足で着地する
+
バターを塗ったトーストはいつもバターを塗った面が着地する
↓
バターを塗ったトーストをネコの背中にくくりつけたら……?
なパズルゲーム。
古くからの笑い話「バター猫のパラドックス」が基になったパズルゲーム。
ネコとパンはそれぞれ独自に動かすことができ、ネコとパンを合体すると反重力が生まれて(?)ジャンプできるようになる。たったこれだけのシステムを組み合わせるだけで100を超える膨大なステージが楽しめる。
ここ最近は散々色んなパズルゲームに挑戦してきたけど一番面白かった。この面白いはエキサイティングな面白さも、インタレスティングな面白さも、ファニーな面白さもちょうどバランスよく含まれてる。カレーみたいなゲーム。
簡単なパズルゲームはステージ多いとうんざりするし、あまりにも難しくて解けないパズルゲームはヒントとか見るしかなくなって萎えちゃう。
それに対してCatoは、散々頭捻っても答えが出なくてゲームを閉じた次の日、ステージを見た瞬間それまで思いつかなかった閃きが急にやってきてクリアできる、みたいな体験があった。それも一度や二度でなく何度も。
その気持ちよさがクセになってず~~~っとのめりこんじゃった。今のところ2024ベストパズルゲームかも。
Outpath
プレイ時間: 32時間
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
孤独な島で建設や強化を行いながらエンディングを目指す、サバイバルクラフト×クリッカーゲーム
見た目は完全にマインクラフトなんだけど、マインクラフトと決定的に違うのは「自分自身の強化」が出来ること。
マインクラフトはゲームを進めて装備を揃えても自分自身が強くなるわけではなく、装備を失えばまた始めから。
一方このゲームは「攻撃力20%アップ」や「素材ドロップ50%アップ」みたいなパッシブ能力を永続強化することが出来る。パッシブ能力を永続強化するのってゲームやってて一番嬉しい瞬間じゃない????と思っているのでそんな条件でマイクラライクを遊べるのがとても嬉しかった。
素材を集めたり、動物を倒したり、クラフトを加速させるのにクリッカーの要素が組み込まれている。
クリッカーゲームの本質はクリックし続ける、ということではなく、いかにクリックしなくて済むような強化をするか?とプレイヤーが悩む段階にあると思っているし、開発もその本質を理解してクリッカーの要素を詰め込んでる。
インベントリが無限なところとか、石や木などの素材を壊す際に適切なツールに自動的に切り替えられるところとか、とにかく快適にゲームをさせてくれて30時間あっという間でした。
日本語訳がちょっと……なところを除けばかな~~~りずっとおもしろかった。英語もそんな難しくないので英語できる人はそっちのほうがいいかも。
Senchu/線虫
プレイ時間: 1時間
やってよかった度 ★★★★★
オススメ度 ★★★☆☆
『パーフェクト・ミート』がついに発売! これで、食糧難は解決です。ぜひ店頭でお求めください!
分岐がなく一本道のストーリーを辿るウォーキングシミュレーターチックなホラー。ジャンプスケアな演出は無し。
サムネとタイトルからなんとなくどんな物語が展開されるかの察しがつくと思いますが、それだけで終わるようなゲームではない、ということは言い切れます。
ローポリで、ホラーで、でもホラーと言い切ることは出来なくて、奇妙で、ハイセンスで……
どことなく、その昔キッズステーションで放映されていた『ポピーザぱフォーマー』を思い出しました。このセンスが大好きな人は何か感じるものがあると思います。僕がバリバリにそうだったので。
非現実的な景色、不安を煽るオブジェクト、不思議な読後感を与えるエンディング。
正当なホラーは苦手だけど精神的恐怖は大好きな皆さんに特におすすめしたい。虫表現だけ人を選びます。
Dimension Tripper Neptune: TOP NEP
プレイ時間: 2時間
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★★☆
『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズ番外編のスペースハリアーライクな弾幕アクション
『超次元ゲイム ネプテューヌ』はあんまりよく知らないけど、アーケードゲームっぽい絵柄に惚れ込んで購入。
ストーリーは特になく、5ステージ15分程度で一周のサクッと遊べるシューティングで、ゲームとゲームの合間に息抜きに挟むゲームとしてよかった。
チップチューンなBGMもよく、古き良きアーケード。『ネプテューヌ』シリーズは古き良きアーケードのリメイクを作っているIPだそうで、他作品も気になってきたな。
Sudoku RPG
プレイ時間: 8時間
やってよかった度 ★★★★☆
オススメ度 ★★★☆☆
ひたすら数独を解いて解いて解きまくって、魔王に連れ去られた婚約者を取り戻す数独RPG
とにかくひたすら時間に追われて数独を解く。まるで数独のわんこそば。
数独が好きで今でもたまに解くことはあるものの、時間に追われて数独を解く機会なんて基本的にないからその要素だけで新規性があるのが面白かった。
操作性がちょっと悪い、日本語訳の質が良くない、などの目立った粗もあるものの、このゲームをプレイする人は数独をプレイしたいだけだと思うので別に問題ないと思います。
むしろコンボを繋げた時の派手な演出がクセになって数独と脳内麻薬が結びついていく感覚があった。
Catbo ネコボネコボ
プレイ時間: 5時間
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆
ネコが弾になったクラシックなスタイルのピンボールゲーム
実はSteamってPeggleライクなピンボールゲームは沢山あるものの、クラシックなスタイルを継いだピンボールゲームが少ない。
そんな中新しくリリースされたピンボールゲームがネコをフィーチャーしてるってんだからやるしかないよね。
結論から言うと、クラシックにピンボールを楽しめるという目的はほぼ達成しています。
一部のボードはいわゆる釘配置がストレスである、一部UIの挙動が直感と少し違うみたいな粗い点はあるものの、このデベロッパーチームはこのゲームが初めてのゲームなので、今後に期待したいな~と思います。
Capybara Spa
プレイ時間: 5時間
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆
果物や野菜を育てて、やってくるカピバラをお風呂に入れてお世話するサンドボックスシミュレーション。
ゲーム性はほとんどなく、買えるようになったものを買い、流れてくる汚れたカピバラをひたすら風呂にぶち込んでいく。
でも忙しいってそれだけで楽しかったりするじゃないですか。絶え間なくカピバラがやってくるのでずっとやることに追われる。スマホゲー序盤の「スタミナ切れ直前でレベルアップしてスタミナが回復するから止め時がわからない」みたいな感じ。
カピバラもカピバラの子供も可愛いので、それでいいんじゃないかな。
Penguin Helper
プレイ時間: 6時間
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★☆☆
南極上空に飛行機が飛ぶと、好奇心旺盛なペンギンはそれを目で追う
ずっと目で追ってるとバランスを崩してしまう
じゃあそれを起こしてあげましょうね~~~ってハナシ。
それだけです。ひたすらペンギンを起こすのだけなので座禅に近い。座禅したい人是非。
Machinika Museum
プレイ時間: 3.5時間
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★☆☆
博物館の調査員になって、博物館に送られてくる地球外の機械の謎を解き明かすパズルゲーム。
人類の理解を超えた構造のアーティファクト(これはアーティファクトじゃないけど)って大好きなんだよな~~~。謎の機械を正しく稼働させるために丁寧に仕掛けを解いていく様子が爆弾処理にも少し似てる。
造形もや質感も凝っているものが多く、作るのに時間かかっているんだろうなというのは想像に難くなかった。
ただ、造形にリソースを割きすぎたのか、結構な頻度でバグに出会う、SF好きからすると科学的な考証が不十分だな……と感じる部分が多いなど褒める点が多い分悲しい部分もあった。
後継作が最近出たようなのでその辺改善されてると嬉しいな。
ZUP! 9, ZUP! F
プレイ時間: 2時間くらい
やってよかった度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★☆☆☆
実績をかさ増しするためにプレイしているパズルゲーム。
Zup! 1~9まで遊んできたけど、Zup! 9の反重力メカニクスは結構面白かった。Zup! シリーズに興味がある人 (いるのか?) はZup! 9からプレイするのおススメです。
今月は1410実績かさ増ししました。来月も欺瞞を重ねようと思います。
終わりに
今月も最後まで読んでくれてありがとう。
そろそろ今年も終わりが見えてくる時期だ~~~
今年は人生で一番ゲームしてるし、今年出たゲームについては並の業界人 (?) よりプレイしていると思う。別に対抗意識を燃やしたいわけではない。どの企業とも利害関係がなく、めちゃくちゃゲームをプレイしてる人間のnoteは幾分か信憑性があるんじゃないかという自負がある。
2024年、今年私が書いたnoteを読んで、「おもしろそうだなこのゲーム」と心に引っかかったゲームをプレイするチャンスが2か月残ってるぞ!!!!まだ間に合う!!!!!急げ!!!!!!!
そんな2024年、あなたの思い出の一部を築けると嬉しいな。
ということで今月のnoteを〆ます。
ありがとうございました。来月もまた見に来てね。
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