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雑記:大好きな「佐原」という場所について

これは書かずにはいられないと思い、突如放置していたnoteを始めることにしました。気まぐれで書きます。

先月9月あたりからちょっと仕事に疲れてしまって、週末だけ東京を離れてます。理由は単純で、8月から少しずつはじめていた映画制作に充てる時間がなくて、ストレスが溜まっていたからだと思います。
ということで、気持ちを癒しながら、創作する場所を探し始めました。

どこに泊まろうか

泊まる場所が先決だな、とサーチ開始。
三連休にどこか静かなところに行きたい、と思って調べはじめたのですが、これがまた全然見つからない。しかも、予約取れない、アーンド、高い。どこもかしこもエクスペンシブ。

最初は静か=山だったけど、キャンプ場ばかり出てくるので、ちょっと方向性を変更。神社の近所もいいかも知れないと、東の神宮エリアを調べてみたら、香取神宮に近い「佐原」という場所でちょうどよい旅館が見つかった。

旅館 一蘭荘

どうです?
もうね、イメージしていた理想的なthe旅館な「旅館 一蘭荘」
部屋に入って、さらにこの旅館のことが好きになりました。

一蘭荘のお部屋「かすみ」

もともと静かなところでシナリオ書きたいと思っていたので、まさにドンピシャの書斎部屋。これでお値段5,800円也。
今はお父さんが調子を崩していて素泊まりだけですが、レビューをみてるとご飯も美味しそう。古いことを悪く書く人もいたけど、ちゃんと手入れも行き届いていて不自由もない。
なにより女将さんがとても良い人で、もう今回で4回目です。大変お世話になっております。佐原の定宿と化してます。

佐原の週末はあれこれ

町並み

佐原は小江戸と呼ばれているそうで、小野川を挟んで古い風情のある町並みが広がっています。伊能忠敬ゆかりの地としても有名なんだそうです。

観光地としてもスポットライトが当たっているようですが、そんなに混んではない。そしてなにより、観光地特有の賑やかさを超えた騒めきがない。
これは個人的に佐原が好きになった要因その1です。

また毎年夏・秋で「佐原の大祭」というお祭りがあり関東三大山車祭りの一つだとか。また国やユネスコの無形文化財にも指定されてるそうで、実際に見にいくとすごいスケール!

ご飯

素泊まりなので、ご飯を探さないといけない。
駅前に大きなセブンイレブンがあるので、巣ごもりしようという僕にとってはとーってもありがたい(しかも隣はセブンが運営するコインランドリー)

ですが、せっかくだから地元のお店でご飯を食べたい。地元のお酒も飲みたいよね。地元の名物もいただきたいよね。よね。よね。

ただ、目的が巣ごもりなのでインプットゼロできてしまったワタクシ。さらに道中すったもんだあって高速バスを断念、ゆっくり電車旅をしてしまい、宿についたときにはすっかりへろへろなのでした。
見かねた女将さんが、早めにお風呂をいれてくださったので、気分がきりかわったところで今晩は佐原を楽しむと決意するのでした。そこでじんわり湧き上がってきた心の声。

「ホッピーが飲みたいなぁ……」

ここまで来てホッピーとは、自分に呆れながら、まぁないだろうと思ってGoogle Mapさまを検索したら……あった!

「立呑みボン」というお店で、まさか佐原でこんな上質な立ち呑みに出会えるとは!
つらつら書いても伝わらないと思うので、ここからはおいしそうな写真の数々でお楽しみください。

花ダイの刺し身
アスパラ天とまいたけ天
アジフライ

刺し身は銚子漁港から直送仕入れ、注文してから作ってくれるので、揚げ物や天ぷらなどいつも出来立て。そして、居心地も良くて佐原にいると毎日通ってます。

他にもあちこち食べに行ったので、ご飯系はまた別でおまとめしますが、良い立ち呑みがあるというのが個人的に佐原が好きになった要因その2。

銭湯もある

立ち呑みがあるとなると、ちょっと欲が出てきたので、銭湯があったら最高だなぁと思って調べてみたら……ありました!

金平湯(かねへいゆ)

「金平湯」と書いて「かねへいゆ」と読むみたいです。映画「湯道」に出てきたような、入口に番頭さんがいて真ん中で男湯と女湯に別れている昔ながらのthe銭湯です。
430円で入れます(2024年10月時点)

昔の風情が残る古めかしい銭湯で、扉を開けるといきなり脱衣所です。都会にあるような小綺麗な銭湯に行く諸君はちょっとびっくりすると思うのでご留意を。

香取市唯一の銭湯だそうで、やはり銭湯があるのは個人的に佐原が好きになった要因その3かなぁと思います。

実にノマド向き

旅館で書斎を手に入れましたが、佐原って実は結構いろんなところで作業できるノマドにとって気持ちが良い場所が多いなと気づきました。

小野川のほとりにはベンチやテーブルがちょこちょこ置いてあるので、自由に腰掛けて作業できちゃう。案内所のような休憩コーナーもあるし、玉澤珈琲というカフェもある。このカフェ、あんまり混まないのでこれまたゆっくりできます。

コンパスというコミュニティセンターがあって、ここのカフェも良さそう(まだ試してないけど)

そんな僕は、朝は小野川のほとりワーク、昼は玉澤珈琲でワーク、夕方は旅館の書斎でワークして、晩酌に繰り出す、というサイクルがお気に入り。

玉澤珈琲はテイクアウトもできるので小野川ワークにも◎

肝心の行き方

ここまで書いてちょっと行きたくなってきた方向けにアクセス方法を。

電車だと、千葉に向かっていく感じになるので、東京から行く場合は、
総武線「千葉」→成田線「成田」→成田線「佐原」
というルートです。
たた、時間帯によっては乗り継ぎの待ち時間が長くて、最初の僕のようにヘロヘロになるかも。

おすすめは高速バスで、東京駅の八重洲ミッドタウンの地下から出てます。1時間に一本ほど出ていて、1900円で佐原駅まで行けます。乗車時間は1時間半くらい(渋滞なしの場合)

そんなわけで佐原がお気に入り

というわけで、自分勝手にあれこれ書きましたが、少しゆっくりした週末を過ごすにも、都会で疲れた心を癒すのにも、のんびり作業がしたい時も最適な場所で素敵な場所なのです。

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