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ママの気持ち

もし、あなたが男性で、今、子供が小さくて、産まれたばかりで、ママが育休を取って育児をしてくれている環境だとしたら。
仕事から疲れて帰ってきたとしても、奥さんの怒涛の話は全部聞いてあげてください。めんどくさがらずに。
でもそこに気の利いたコメントなんていらないんです。

そうなんだね、大変だったね。
えー、それはすごい!
すぐに反応できなくてごめんね。
そんなことがあったんだね、嬉しいね!
うんうん、そうだったんだ、お疲れ様。
そうか、ありがとう。

女性は共感が重要で、議論や答えを求めている訳ではないから、そう反応するだけでいいんです。

…でも疲れて帰ってきてるのに、なんで奥さんは弾丸の如く話しかけてくるのか?
ラインで写真とかもらってるし、その話聞いたけどな…
と、思ってる方がもしいれば。

もちろん全てのママに共通するわけではないと思うけど、結構な確率で、その理由はこれ(だと思う)。

ママは、人と会話がしたいから。

毎日何が正解かわからない中で、直感で赤ちゃんと接している新米ママ。育児書や、ネットには何でも書いてあるけど、自分の状況にピタッと当てはまることはほぼない。友人に聞いたり、自分の親に聞いたり。でも、時代も違うし、赤ちゃんの性格も全員違うし。だから、まぁ、こうかな?あってるかな?あ、泣き止んだ、ニコニコしてくれた、あれ?違うのかな?と、常に一喜一憂しているもの。いまでこそ在宅勤務とかもできるようになってきたから、旦那さんが育休は取らないんだけど、家にいて仕事をしながらサポートしようと思っている人もいるかもしれないけど、当時は在宅勤務なんてほぼなかったから、夫はいないし、日中の話し相手は赤ちゃん。

赤ちゃんは、泣いたり、笑ったり、あーとかうーとかしか言えないから、たくさん話しかけて笑ってくれると嬉しいんだけど、話しかけても、質問をしても、ちゃんとした答えは教えてくれない。
自分で話しかけて、反応を自分で判断して、自分で答えを決めて次のことをする。
そんなことをずっと繰り返しているんです。別にそれが嫌なわけではない。いろんな反応が楽しくて、写真を撮ったり、独り言を言ったり。笑
でも、やっぱりちょっと不完全燃焼。

だから、だんだんと質問にはちゃんと通じる言葉で返してもらいたくなるし、たまには愚痴も聞いてもらいたい、こうしたい、ああしたい、という話も聞いてもらいたいし、何か嬉しい提案も欲しい。
だから、パパが帰ってくると、会話できる相手が現れて嬉しくて、ついつい弾丸トークが始まるんです。
赤ちゃんだってもちろん人間だけど、でもやっぱり、
言葉を使える人間と会話したいんです。

だから。
ぜひ、めんどくさがらずに、うんうんって聞いてあげてください。そうしてもらえると、ママはストレスも溜まらずに、毎日、頑張れるはず。
少なくとも私はそうでした。

なぜだろう?と思っていた方の、参考になれば。