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1級建築士という名の足の裏の米粒

施設の維持管理をするにあたり1級建築士という資格は別に持っていなくても問題なく仕事をこなすことができる。本当に必要な時は自前で確認申請をする時ぐらいだ。それでも他の人が持っていたら問題ないと言えば問題ない。

1級建築士の資格は「足の裏の米粒」とよく揶揄される。取らないと気持ち悪いが取っても食べられる訳でないと。まさしくその通りつくづくよくできた言葉だと思う。

かく言う自分も未だに足の裏の米粒が取れていない状況であって、なんなら米粒がカリカリの状態で気持ち悪いを通り越して痛いというか身がえぐれていて一刻も早く取りたい状態である。

取ったからといって名刺に書くわけでもないし誰かに知られるわけでもないし、飛躍的に知識が増えるわけでもない。もっと言うと給料も上がらない。それなのになぜ取ろうと思うのか。

物差しとしてわかりやすく測れるのは資格であり、この人はある程度の知識がありますという指針になる。信用はされやすい。あとは何より自分の自信になる。さらに施設の維持管理は、設計についても施工にについても知っておく必要がある。だから本当は1級建築士に加え、1級施工管理技士も持っていたらbetterで、もっと言えば部屋のレイアウトも考えたりするにはインテリアコーディネーターも持っていればbestだと思う。

施設の維持管理で1級建築士、1級施工管理技士、インテリアコーディネーターの3つを持っていたら求められる人材になれるのかなと思う。僕自身その3つを手に入れたら自分のことをプロと認めたい。でもベースは1級建築士であって、他のものを持ってても意味がない。僕はまだベースを手に入れていない。早くプロと呼べる日を目指して頑張らなければ。

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