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再生工事その後
前回までの記事で修繕工事の内容を記録しましたので、今回はその後の進捗写真を載せていこうと思います。
ケラバ新設・壁下地組み
納屋との取り合いで、土壁がむき出しになった壁に板を貼るための下地組みと、ケラバ新設。下地板なども古く傷んでいる部分は交換をしてもらって、新たに屋根をやり直してもらいます。
また、窓がなくて真っ暗だった台所を少しでも明るくするため、一か所明り取り用の窓を作ってもらうことにしました。
室内から見るとこんな感じです。山が見えている枠の所に、窓を設置してもらいます。
新設外壁の下地組み、仕上げ貼り
家を閉じるために壁を作ってもらう部分です。こちらも板張りで仕上げていきます。
板を貼るとこんな感じになりました。使ったのは兵庫県産の杉板です。
屋根の水じまい・樋設置
これまでは、茅葺の屋根から落ちてくる水を受ける屋根樋の幅が狭く、あちこちで雨漏りをしていましたので、広い樋を作ってもらいました。これで、水が屋根に溢れて建物を濡らすことなく、雨樋に落ちてくれるでしょう。
トイレ新設工事
屋内に新しく設置してもらうトイレ。下地を組んでいくと、どんどんトイレの個室が出来ていきます。天井は杉板張りで、そのまま仕上げになります。
外壁が貼りあがった写真がこちら。
杉材らしく、赤い色の板と白い色の板が入り混じっています。
古民家に新しい材は、なんとも眩しいです。