まちの色がぬすまれた!絵本『いろどろぼう』
20.8×24cm / 32ページ / ISBN978-4-323-07475-7 / 2021年5月下旬発売
定価1,430円 (本体1,300円+税)
なかよし4人組がピクニックをしていると、お弁当から少しずつ色がなくなっていることに気づきます。あたりの様子を見ていると、家や乗り物などの色も次々となくなっていき、まちは大混乱! いったいどうなってるの?
著者は、『ぎょうれつ』『UFOのつくりかた』(偕成社)、『さがして みつけて なんじゃこりゃまつり』(ひさかたチャイルド)、『ともちゃんちのにんじゃねこ』(マクドナルド・ハッピーセット付録※既に終了済)など、カラフルで楽しい絵でおなじみの、中垣ゆたかさん。
◆◇◆著者メッセージ◆◇◆
僕はカラフルな絵を描くことが多いです。そんな僕に編集者さんから「どんどん色がなくなっていく話はどう?」と提案が。それを聞いた途端「色がなくなっていく!? おもしろい! 前から挑戦したかったモノクロの絵を絵本に盛りこめるかも?!」とワクワク。
そこから「掃除機で色を吸っちゃう?」「真っ黒なページと、真っ白なページもおもしろいかも」などのアイディアが広がり、『いろどろぼう』のお話ができました。とんとん拍子にお話ができたのですが、悩んだのはどの色からなくしていくか、というところ。わかりやすくて、なくなったらすぐに気づきやすい色はこれかなぁ、と思う色にしました。
あとは、いろどろぼうのキャラクターづくりも悩みました。この解決のヒントをくれたのは僕のこどもでした。見本を見たこどもが「この人お父さんに似てる!」と一言。そこであまり憎まれないキャラクターにしよう、と方向性が決まりました(笑)
いろどろぼうがやってきて、色がなくなっていったらどうなる? 君ならどうする? 絵本を読んで、ワクワクドキドキしてもらえたらうれしいです。
◆◇◆◇◆◇
とっても楽しいぬりえもできました!
自由にダウンロードして、遊んでくださいね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?