見出し画像

禁煙失敗から見えてきた真理

どうも、9日目のやめ太郎です。
離脱症状にもだいぶ慣れてきたと思います。
今はこれまで満足に取れていなかった上質な睡眠を取るために勉強中です。
そういう他の楽しみを探す事が一番の禁煙の味方なのかもしれないですね。

さて、今日のタイトルには仰々しく『真理』などと入っています。
この『真理』はあくまで私に対するものだと思ってください。
喫煙に対する症状や考え方は人それぞれですからね。
私に当てはまる『真理』であり、私自身に良い暗示をかけるための『真理』であるのです。
読んでくれている方にも当てはまるかもしれないしその方にはまた違った『真理』があるのかもしれません。

昨日の記事の通り、私は禁煙に失敗しました。
強い意志が薄れる前にと急いで開始した事
禁煙法は臨機応変に洗練していくとした事。
そのあたりが今回の禁煙の失敗の原因だったと思います。
勢いとフットワークと強い意志で立ち向かおうとしたんですね。
そのどれもが禁煙に対して最もマイナスな事だったと今では思います。

禁煙に一番大切な事は正しい理解入念な準備です。
煙草の知識、喫煙行動への理解、社会や自分の事、家族の事。
たくさんの事をフラットな目線で正しく理解する事がまず重要です。
『まず』というか、それができた時点で禁煙は8割がた完了していると言えると思います。

煙草を吸いながらで構いません。
煙草を悪だなんて決めつけなくても大丈夫です。
ただ、依存や洗脳をされていない視点での『真実』を学んでみてください。
私は失敗の後、これができたから今回の禁煙が成功できたのだと思います。

失敗の後に学んだ事を簡単に。
ニコチンってなんなんだ?
今までは煙草は悪で、禁煙ができれば良いと深く考えていませんでした。
また、喫煙しているときちんと学ぶのが怖かったため避けていたのもあったと思います。
こんなに長期間愛用しているのだから、煙草についての知識はもっとあるべきだと感じました。
煙草っていったい何なんだ、という疑問を調べました。

ニコチンは脳内物質に化けて人間のやる気や安心感を満たしてくれる化学物質です。
喫煙から数秒で脳にいきわたり、20分後には離脱症状が起き始めます。
この症状が煙草を吸いたいという気持ちであり、それはほんの軽いものです。
吸えない状況で耐えられないほどの禁断症状に困った事はありませんもんね。

ここで非常に大きな問題だと感じたのは脳内物質に化けてしまう事でした。
しかも、この脳内物質はニコチンで補われることで体内で生成されなくなります
身体が作らなくOKって思っちゃってるんですよね。

非喫煙者は煙草を吸う事なくやる気と安心を得ています。
喫煙者は煙草でしかこれを補えなくなってしまっているんですね。
禁煙するのにこれは大きな障害だと感じました。
禁煙失敗した原因の耐え難い体の倦怠感や思考の鈍りはここからだったのだと繋がりました。
これはニコチンを欲しがる故の禁断症状ではありません。
ニコチンが不足している事により脳の機能障害が起きてしまっているのです。

この脳内物質は禁煙後1週間ほどで体内から生成されるように復活していくとされています。
何気なく吸っていたニコチンが、こんな影響があったんだと驚きました。

このひとつの情報から、どんどんといろいろな真実が見えてきます。
・ニコチンが体に与えている影響
・精神面に与えている影響
・自分の実生活に悪影響を与えている可能性
・お金や健康よりも損しているものがあるのではないか

まだ検証段階ですが、以下の様な自分の短所に煙草の影響が関わっているのではと思いました。
・短気だったりイライラしやすい
・人の話に集中できない時がある
・日中に意識が飛ぶようにうたた寝してしまう
・感情が希薄に感じる
・緊張することが多い
・自信がなく不安感が強い
・楽しい事がない
・人生は暇つぶしだと感じる

これが自分の持って生まれた特性なのか、煙草由来のものなのか。
成人してからずっと喫煙を続けてきた自分には確証がないと思ったのです。
それを確認するために禁煙をしてみる、これが今一番のモチベーションなのです。

それに気付けた事で禁煙を失敗して良かったなと思えたのです。
すんなり成功していたら、きっとこれに気付けずに数か月後にまた吸ってしまってたと思います。

禁煙をするには。
煙草を我慢し続けるだけの『理由』を求める事は失敗に繋がります。
煙草を吸い続ける事での『異常』を取り除いた世界に『期待』する事が成功の鍵なのです。
人生において喫煙している期間の方がイレギュラーであるべきなんですよね。

今日はここまで。
読んでいただいてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!