【一か月経過】死ねない中で、自分たちはなぜ生きるのか考えた
うつ病になって一か月が経った。
あっという間だったような気もするし、長い時間だった気もする。
ずっと眠くて、部屋の中にいる。ちょっと元気な日は、散歩してみる。すると、途端に疲れて寝てしまう。
HPが前と比べてえらく少なくなってしまったような感覚だ。なかなか苦しい。
考えることとか、活字や映像をむさぼることくらいしかやれることが無いので、ずっと何かを見ていた。
映画を見たり、ドラマを見たり、本を読んだり、podcastも聞いた。
自己啓発系の内容は、何もできていない自分を直視してしまうようで、摂取すると具合が悪くなってしまう。なので、必然的に小説だったりの作品になる。
いろんな人と対話したような気がする。
この世には、色んな生き方がある。
なぜ生きているんだろうか。
ふと思った。
色んな生き方があることに改めて気づいた。
しかも、正解は無いらしい。
子孫を残すため?独身で楽しそうな人なんていくらでもいる。
お金を稼いで、良い暮らしをするため?でも、良い暮らしでなくても楽しそうな人なんていくらでもいる。
楽しく生きるため?
成長するため?
うーむ、分からん。
この一か月で気づいたことがあるので、書いておきたい。
自分は、どうやら死ぬということは無いんだろうな。
傷病手当金という保険金があるから、仕事をしていなくても一定お金を得ることはできる。そこまで贅沢をしなくても満足度は高いので、十分だ。
家族も恋人も友達もいて、彼らはとてもお節介に構ってくれる。
住むところも、食べるごはんも、どうやらなんとかなりそうだ。
じゃあなんで生きるのか。
実は、一定の答えが出た。
「半径5mの人たちを幸せにしたい」という、そこに尽きるんだなぁと。
何もしなくても死なない。
成長したいとか、世界を良くしたいとか、そういう欲求も、(25歳になって恥ずかしい話ではあるのだが)自分にはなさそうだ。
お金を稼ぎたいという欲求もそこまで無さそうだ。
誕生日にプレゼントをあげて
たまにはおいしいごはんを食べさせて
結婚式で3万包めるような
そんな人間になりたい。
これが本音としてストンと落ちてきた。
これが、今の自分が思う「なぜ生きるのか」に対する答え。
まずは、みんなを心配させないように元気になることから始めます。
ありがとうございました。