私は「ストレス耐性がない」「メンタルが弱い」と言われてきたほうなのだけれど 本当にそうなのだろうか だって、きっと人よりたくさんのストレスに耐えてきたし、色んな思いを抱えながら強かに生きている この世の中、ストレス感度が高い事をストレス耐性がないように言われてしんどい思いをしている人が大勢いる気がする まるで感じているストレスの大きさは同じでそれを受け止める器の大きさが違うように捉えられがちだけれど、私はその逆だと思っていて 違うのは“どれだけストレスを感じているか”
日本語の比喩表現が、美しくて好きです だけれど昨今、それを目に耳にすることは減りました よりわかりやすく、みなまで言わなければ伝わりませんという時代になってしまったのか 人々は自分の感情さえも型にはめパッケージ化し、相手の言葉から情景を思い浮かべ想像力を働かせることを放棄しつつあります 愛を伝えようとした時「月が綺麗ですね」に想いを託すような日本人は、現代では出世できないかもしれません しかしカテゴライズ済みの既成の言葉で語る人は、きっと代替が効くでしょうね 私にとって
映画『ホールドオーバーズ』を観てしばらく経った 真夏にクリスマス映画というのも乙なものだな タイトルは“残留者たち”“居残り組”のような意味で所謂負け組や可哀想な人とされる3人が描かれるが、なんてったって私はそういうのに弱い というのも、マイノリティ側の人間や苦い思いを抱えてきた人間にしか持ち得ないものが好きだから 私自身も“そっち側”であると自負しているし、それによって出来上がった自分をなかなかに憎めないでいる 今年、冬の終わる頃、急に波がやってきた 重油の浮いた水の
2月からずっと沈みきっていて、水の中にインクを垂らしたような、黒いものがズンと沈んできてもやがかかっているような気分でした。 何も出来なくて、出かけようと思っていた日もまったく動けず行けなくて自己嫌悪に陥って、自分の情けなさにまた落ち込むような事が何度もありました。 映画もテレビも小説もなにも観ていられなくて、なぜか藤原さんの声がすごく心地よくて、BUMP OF CHICKENの『話がしたいよ』を繰り返し聴いて、いや、ただ流していました。 3月になってもなかなかもやは晴
映画『そばかす』を、やっと、観た。 いやあ、好きな映画がまたひとつ増えた。 あらすじ 物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われている。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断
D'ORSAYというフレグランスメゾンをご存知でしょうか。 読みは「ドルセー」、日本では東京青山に店舗を構えるのみですがなんとも変態的で良いところです。 香りものに脳汁が出るタイプの人であれば一度は足を運び店員さんからお話を伺ってみて頂きたい。 私自身香水酔いしやすく、外資系ハイブランドなどのアイコニック的な意味合いを持つ香水は「香水くさい」と感じてしまいますが、ドルセーの香水は“香りを主張する”のではなく“オーラを纏う”ように香ります。 その分香り方はやさしめですが
2020年の年末 新卒で入社した会社で営業として2年目だった頃に、うつに罹りました 6月頃から体調不良が気になっていて 内科、甲状腺科、婦人科などで検査を受けては問題なしと言い渡されふりだしに戻る日々 10,11月頃にはもう 食事も1日一食スープだけしか喉を通らず、どんどん体重が落ちて、倒れそうなフラフラの体を引き摺って仕事をしては、毎日乗る電車なのに全然違う駅で下車してしまうような状態になっていました そこまできてようやく心療内科へ行って、その場で「うつ病」の診断を受
HERO COMPLEXというバンドが好きです 昨年もライブへ行ったのだけれど そのツアーについてのご本人のブログを拝読して気持ちが再沸騰したので、こんな深夜だから筆を走らせています 私には死にたいと思うほど辛かった経験があって、 だから『Remember』という曲を届けたかったその方の気持ちもわかるし、 そういう時には死にたくなったことがない人の言葉なんて届かないとも思ってしまう でも ライブでの「また会うまで死ぬなよ!生きて待っててくれよ!」という風太さんの言葉、
noteをはじめました ꪔ̤̫ 魅せる惹きつける文才はないもので 自身の記録としてのこしていこうと思います 私もカテゴリそのものにならないようにしていきます