【無料記事】白鳥プロとトークイベントをやりました
【クレバーなバランス男】
12月13日に東京ドームの近くにある雀荘「エース」さんで「Mリーガーの素顔」発売記念トークイベント第2弾を行った。ゲストは白鳥翔プロ。忘年会シーズンにぶつけてしまった私のバカさ加減によって満員御礼とはならなかったが、多くの白鳥ファンが来てくださって、イベントは非常に盛り上がった。
とにかく女性が多くて驚いた。余裕で半数を超えていて、これが令和の麻雀イベントなのだと再認識させられた。
当日の昼前にカネポンこと金本晃「近代麻雀」編集長からLINEがきて「今日白鳥さんのイベントよろしくお願いいたします」という最初の一文をチラ見して「珍しく今日くるのかな」と思っていたら違った。
「本の告知のためまた終わったら白鳥さんの記事書いて欲しいです。そして最強位の記事も! いろいろお願いばかりですみませんが、よろしくお願いいたします!!」
と続いたのであった。
おかげさまで、新しい本「Mリーガーの素顔」は前の「誰が麻雀界をつぶすのか」よりも初動が良いらしい。今は、本の売れ行きは最初の一週間でだいたい予想がつくらしいので、とりあえずはホッとしているところだ。
白鳥とは今年、前の本「誰が麻雀界をつぶすのか」の発売記念で同様のイベントを大阪で行った。
その時と同じような話をしてもしょうがないので、今回は「Mリーガーの素顔」の白鳥編を深掘りすることにした。
私は自分が書いたことを忘れてしまうので、イベントの直前に読み返そうとしたら、最初の2行で大爆笑してしまった。
「2013年3月5日の深夜、白鳥は初めて麻雀で負けて泣いた。新橋のあたりをうろうろしながら泣いた。しくしく泣いたのではなく、叫びながら泣いた。どちらの方向に向かっているかも分からなかったが、どうでも良かった。ただひたすら悔しかったのだ」
たぶん、会場「エース」の人で、このイベントを仕切ってくれている尾澤大河さんは「こいつ頭だいじょうぶか」と思っただろう。自分が書いた本を読んで爆笑する人間はかなりヤバい。
この時の話をイベント本番で白鳥に聞いたら、大袈裟ではなく本当にわんわん泣きながらウヨウヨしていたそうだ。家に帰っても泣いていたそうだ。それぐらい、悔しかったらしい。
居酒屋で猿川真寿に胸ぐらをつかまれて、壁に押し付けられた話も深掘りした。
ウヒョ助さんの漫画「ピークアウト」でそのエピソードが基になっていると思しきシーンがあったことに触れると「嬉しかった」と白鳥は言った。
森山会長がやっている麻雀勉強会「スパルタ会」への誘いを断っておいて、結局あとから「やっぱり入れてください」と言った話も詳しく聞いた。会長やプロ連盟に対する思いも話してもらった。
大阪の時よりよくしゃべってくれたのは、もしかしたら私の喉の調子が悪かったからかもしれない。
「大阪の時はあんまりやったなー」とか思っていたが、実は私が喋りすぎだったのかもしれないと反省した。
同時に「やっぱりこいつは賢いわ」と再認識した。常にバランスを考えて物事に臨むのが白鳥流なのだと思った。
やっぱりプロ連盟の次期会長は白鳥しかおらん。そう思って、大阪の時と同じように言ってみたら、同じように拒否された。
そのあたりについては、時間をかけて説得するとしよう。
ひとまずはイベントを盛り上げてくれて、ありがとうございました。
貴重な時間を割いてお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
スタッフの皆様にも感謝します。ありがとうございました。
次回は滝沢和典プロをゲストに招いた同様のイベントを開催するので、皆様ぜひお越しください。
(了)
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