安藤満プロとの思い出(文・金本晃)
「今回のプロ連ニュースです」
手書きの原稿用紙を毎回竹書房まで持ってきてくれてていたのが安藤さんとの思い出だ。
当時の僕は会社に入って一年目。
原稿を受け取り、パソコンに打ち込んで、歩いて1分の写植屋にフロッピーディスクを持っていき近代麻雀の1ページ記事にするのが仕事だった。
安藤さんは入社一年目の僕にもすごく丁寧な言葉遣いだった。
「沢崎が残りました」
「阿部が連覇しました」
「多井が勝ちました」
原稿用紙を渡すときに毎回一言、記事の情報をくれる。だが僕は選手