VTuber批評誌『VXY vol. 1.5』募集要項 『VXY vol. 1.5』は文学フリマ東京39で頒布予定の批評系同人誌です。 既に刊行されたVXY vol.1では広範なテーマを扱ったのに対し、番外号となるvol. 1.5では「■■■にとってホロライブとは何か」というテーマで批評誌を企画させていただきます。 文学フリマ東京38で頒布したVXY vol. 1については、以下のリンクをご参考ください。 VXY vol. 1.5では、VTuberのイメージ形成に大
2023年にやったことを健忘録がてらまとめておこうと思う。 実績 ・学会発表2件 ・アート展示会出展1回 ・アート公募受賞1回 ・ビジネスコンテスト受賞1回 表に出せなかったり細々としたことでも、色々と文章を書いたり、会議向けに資料を作ったりしていた。 1-3月 2022年冬、研究と人間関係の疲れから学振DC1を返上しアカデミアからトンズラした私は、画像生成AIにのみ心血を注ぐ無職の異常独身男性となっていた。 pixivでの総閲覧数は200万を超え、投稿する作品が毎日
VTuber批評誌『VXY vol.1』募集要項 はじめに: 『VXY vol.1』は文学フリマ東京38で頒布予定の批評系同人誌です。 「バーチャルYouTuber」という言葉が誕生してから7年余りが経ち、アニメ・ゲーム・演劇など幅広い領域でVTuber文化は展開を続けています。 『VXY vol.1』は、このVTuber文化の多面性とその影響力を深く掘り下げることを目指し、幅広いジャンルの文章を受け入れます。 VTuberによる配信文化の変遷、フェミニズムから見たVTu
11/11 曇り ■□□ 文学フリマ東京に行ってきた。 こういうフリーマーケット系のイベントは苦手なのだが、コミケだったり藝大祭だったり、東京に引っ越してきてからは参加することが増えている。 フリマは出展者にやたらと声をかけられるのと、一度商品を手に取ってしまうと購入しないと失礼だな、と感じてしまうので、気が引けてしまう場面が多い。 母親がハンドメイド作家をやっているので、イベントに連れていかれる機会は昔からあったのだが、そういう苦手意識があるので、近くの喫茶店や本屋、博
11/3 曇り ■□□ 一昨日、精神科に行ってストラテラを処方してもらった。仕事において、注意が散漫になったり、思考が散らばったりといった自身のADHD的な側面が足を引っ張るようになったからだ。 昔からそういう気質があるような気はしていたが、この宿痾にキッパリと対処法を見出すいいタイミングだと思った。 それに、早めにメンタルクリニックで初診を受けておかないと、ピンチに陥った時にすぐに医療を頼ることができない。これは大学院時代の反省だ。 大学院の中退を決意したとき、身体が
10/29 晴れ時々曇り ■□□ ここ数日仕事でヘロヘロになっていて、土曜は好きなことをやっていたので、日記を書くのが日曜日になってしまった。 ここ最近の休日は、ひっそりとイラストレーターの個展を訪ねることが多い。 高円寺近辺はギャラリーが多く、また駅近郊の百貨店などでも個展がしょっちゅう開かれているので、目につき次第訪れるようにしている。 デジタルイラストの場合、一枚絵のままで現実世界で展示しようとすると、モノとして迫力が足りなくなる場合が多い。 なので、デジタル系の
10/24 晴れ ■□□ 近藤正規「インド―グローバル・サウスの超大国」(中公新書)を読んだ。 その注目度や将来性に比して、インドの現代情勢をまとめた本は少ない。 この本は、インドのビジネス・政治、そして今孕んでいる問題についてよくまとめられている中公新書らしい良書だった。 生成AIに携わっている人間として、インドの動向は気になるところだ。 まず単純に、国全体の成長が凄まじい。 インドは2027年には日本・ドイツのGDPを抜き去り、2050年にはアメリカを超える。 そし
10/23 曇り ■□□ 日曜日に、儒烏風亭らでんというホロライブのVtuberが夢に出てきた。国立西洋美術館を二人で巡る夢だった。 目が覚めてすぐ、絶対に夢の続きを見るという強固な意志で二度寝したが、それは叶わなかった。 マジの大マジに瞼から綺麗なものがツーと溢れた。 この童貞の涙を小瓶に詰め込んだものは、強力な媚薬として闇市場で高値で取引されているという。 そういう夢を見たので、上野の国立西洋美術館に行ってきた。Vtuberの残り香を感じるために。 そういうキショいノ
10/21 晴れのち曇り ■□□ YouTubeコメントにキレた。 詳細は次の通りだ。Eurieceという昔から応援しているプロゲーマー兼配信者がいる。 彼が将来に悩んでいる、という内容の切り抜き動画に、 とコメントした。すると、以下のような返信がついた。 最初は「ムキーッ!」と思ったが、冷静に考えると、なかなか返信の内容が的を射ている。 確かに、言語を話せるだけでは、別のスキルへの熟達が求められる業種に就業することは難しいかもしれない。 それこそ、「言語を話せるなんて
10/19 曇り時々晴れ ■□□ 音MAD DREAM MATCH-天-で投稿された作品を視聴する。 私は昔から音MADを見るのが好きだ。 どのくらい昔からかと尋ねられると、小学3年生の頃から好きなので、16年くらい前からだろうか。 グルメレースやドナルド音MADの存在はニコニコ動画を漁り始めた小3から知っていたが、音MADにのめり込むきっかけとなったのは「ドナルドの舞」という作品だった。 この音MADは当時の作品群の中でも群を抜いてクオリティが高く、電子ドラッグ的なサウ
10/18 晴れ ■□□ 小鳥遊と書いて「たかなし」と読むのであれば、金玉遊と書いて「さおなし」と読むのだと思う。 金玉から見れば、竿というのは抑圧の象徴なのではないだろうか。そこから生まれる思想もきっとある。 そんなことを考える平日の夜、25歳独身男性の一日。 ■■□ YouTuberになりたい。そして自分自身しか面白いと思わない企画を全力でやりたい。 変なフルーツをひたすら食レポする 中公新書の売り上げ1~10位当てるまで何もできません 鬼滅キャラが好きなボカロ曲
8/17 曇り またTwitterでAIを巡って絵描きと生成AIフリークがケンカしている。生成AIの話題は、もうえーわい!笑 どうでもいいことだが、私は絵師という呼び名は「壊死」を連想させて何となく不吉なため、イラストを描く人のことをカジュアルな場では絵描き(さん)と呼ぶようにしている。絵描きの方が語感が美味しそうだから。おかきみたいで。 同様の理由で、AI絵師のことを生成AIフリークと呼ぶようにしている。フレークみたいで美味しそうだし。 画像生成AIの話題を眺めていると
8/9 曇り時々雨 「今年こそ最高の夏にするぞ」と7月の頭に気合を入れていたのだが、仕事や趣味のあれこれをやっていたら、8月の上旬も終わろうとしている。 生活習慣は5月の頃から何も変わっていない。銭湯に行ったり、喫茶店で本を読んだり、生成AIを弄ったり。もう、全然最高の夏にできていない。 生活は楽しいが、夏を堪能できているか、ということに焦点を当てれば、過去一番で季節感がない毎日を過ごしている。ああ、カゲプロ楽曲を聴きながら、和歌山の海辺の街をぼんやり歩いていた中学3年生の夏
6/11 雨のち曇り オタクというものがなんなのか、まったくわからなくなってしまった。 日常的な立ち振る舞いを箇条書きすれば、私自身は明確にオタクだ。 アニメを観るし漫画も読む。Vtuberと加藤純一界隈の配信を楽しんでいるし、ゲームも結構するタイプ。一日中ボカロとアニソンを聴きながら、なろう系小説を読んだりpixivとハーメルンで良質な二次創作を探し求める。密かに同人音声マニアであり、エロゲもやったことがある。 だが、なんというか、心意気がオタクではないような気
6/7 曇り 人生にテーマがない。それが最近の悩みだ。 今後のキャリアをぼちぼち考え始めているのだが、自分が何を欲しているかということが、この頃ますますブレてしまい、生活する上での指針を見出せずにいる。自身の方向性を定めるためにはテーマが必要だ、というのが私の直感だ。 もう一つ、テーマという語が気になっている理由がある。最近「テーマからつくる物語創作再入門」という本を読んでいるのだが、これの冒頭に面白いことが書いてあった。 これはなかなか示唆に富んだ比喩だと思う。
5/7 雨 東京に引っ越してきてから一ヶ月半が経った。杉並区の高円寺というところに住んでいて、そこでリモートワークをしながら、まったりと独り暮らしをしている。前に日記を書いた頃はアカデミアにいたことを思うと、なかなかに急速な生活の変化だ。 あの頃は、動物の共感という自信の研究テーマから「あらゆる動物種に通底している道徳の基盤を解明するんだ」とか、そのようなことを意気込んでいた。 かつての人生の目標はもう叶うべくもないが、不満は感じていない。研究を続けていたら全てが破綻