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カナダの美容室ってどう?その2

こんにちは!先日ユーコンに日本人の美容師さんがやってきた!ということで早速カットとカラーの予約を入れ、切ってもらったのです。

その時に聞いたカナダの美容室事情がとっても面白かった、、!
美容師目線のカナダ美容室について今回は書きますね。

まず、日本の美容師さんの私のイメージは、美容学校を出て、まずはアシスタントになって、シャンプー、カラーやパーマのお手伝い、そして営業後に練習。
さらに、モデルさんでたくさん練習してついにスタイリストデビュー。
そこから何年も経ち、トップスタイリストになって独立される方もおられる。

というものなのですが、(これは完全に私のイメージなので違うことももちろんあるかと、、!)

今回私がまず驚いたのが、カラーでもシャンプーでもアシスタントっていう概念がないんですね。
全て担当の美容師さんが一人でこなしてくれる。だからその分時間もかかります。

何事においてもそんな気がしてるんですが、
カナダに下積みの概念ないんです。

即実践。何事も経験や年数の厚みを重視するというよりは、もう実力次第。
なんでも最初からプロ。ってイメージです。

そして、これも聞いて驚いたのだけど、ドライヤーやヘアアイロンなどの備品は全て持参だそうです。

美容室に所属する。というよりは美容室はただの箱で、それぞれがフリーランスで仕事をしているようなそんな印象受けました。

と言ってもカナダにも美容室は山ほどあるので、大きな街には日本人経営のものもありますし、アシスタントと一緒にやることもあるだろうし、これはユーコンのある一つの美容室の話なので、いろんなやり方があると思います。

あとカナダってチップ文化です。
美容室でもチップを支払うのですが、チップは全額スタイリストさんに入ります。

私はホテルのお掃除の仕事を永住権を取るまでしていたのですが
その時もチップはその部屋を掃除した人のポケットマネーになっていました。

集めてあとで分ける〜とかないんですね。
あくまでもその人の仕事に支払われているものなのです

ユーコンに引っ越してきてくれた日本人の青年T君は、バンクーバーでは日本人経営の美容室で働いていたそうで、ユーコンでカナダ人の経営する美容室に飛び込んで、何もかもが新しく勝手が違う中で、日々いろんなことを吸収しているようです。

本当にザ・カナダライフって感じ。

ユーコンの暮らしってちょっと大変です。
日本語でやり切れる部分がやっぱり大都市に比べると圧倒的に少ないですし、
自力で道を切り開いていかなければいけない。

だからこそ、短期間でもカナダで生きていく力がグングンつきますし、カナダの魅力を存分に感じられる。

肝心の髪型はめっちゃ良い感じにしてくれてめっちゃ満足。
予約から、カウンセリング、カット中の会話までストレスゼロ。
やっぱり日本人の方の技術も、丁寧な接客もとても素晴らしいです。
一人でカット、ブリーチから、ハイライトカラー、こなしてくれて本当にありがたかった。

日本にいるときは思わなかったんですけど、カナダに来て考え方が変わって、価値の捉え方も変わりました。
カットの技術や、何年も重ねた経験、さらに美容師さんの時間も頂いて髪を切ってもらっている。

日本ではお客さんの時間を頂くっていう考えの方が強いかなと思うのですが、カナダに来てからは、技術を提供してくれることへの感謝の方が強くなりました。

今は冬真っ只中、ユーコンは厳しい季節です。
私がそうであったように、それぞれの思いを持って新しく来られる方を応援したいです。

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✳︎カナダ在住、きのこ✳︎
純日本人家族がカナダへ引っ越し
-2018年移住、2022年永住権取得-
日本でカナダ移住を決意してから、実際にカナダ永住者になるまでの赤裸々な道のりを現在執筆中です。
検索しても辿り着けないカナダでのリアルな生活を日々更新しております!
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