近所のおばさん
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まだ自分が小学生の時に
鍵を忘れて家の中に入れなくて
玄関で待っていたら、
隣の家のおばさんが
うちの人が帰ってくるまで
おばさんち居て良いよって言ってくれた。
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おばさんちの窓から私の家の玄関は丸見え。
誰か帰ってきたらわかるからねって。
ちょっとの間だけど
居させてもらった。
おばさんは足が不自由だった。
それでも足を引きずりながら
お茶とか出してくれて
子どもながらにも迷惑をかけちゃ
いけないなって思った覚えがある。
やさしいおばさんの気持ちが嬉しかったなって
ふと思い出した。
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今育ててる我が子が大きくなるまでに
そういうことって
あるのかなって思う。
隣の家に誰が住んでるのかも知らないし、
家族構成も知らない。
危機意識を持たないとほんとに怖い世の中。
なんならすれ違う人みんな敵かもしれない、
もしかしたら刃物とか持ってるかもしれないって思いながら歩いてるのは本当に疲れる。
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もっと治安の良い世の中になればいいのに
もっとみんなが生きやすくなればいいのにって思う。
どうしたらいいんだろう。