私にはこうきこえる、世界の言葉
今、協力させて頂いている研究の一環で
LiD/APD(聞き取り困難症/聴覚情報処理障害)に関して当事者研究の視点からどうアプローチできるかを最近考えています
その過程で、「そもそも自分の『きこえ』の世界がどんなものかが周りに伝わっていない」
という事がボタンの致命的なかけ違いとしてあるよな~、と思ったので
「じゃあ、私が普段きこえてる世界がどんなもんなのか、描き出してみよう」
と色々試行錯誤してみました
最初はAIイラストで試したのですが(Grok2)
割と近い、でもなんかちょっと違う、だいぶ近いのは近いんだけど
あー、これも割と近いけど、なんかちがーう!
となって、AI作画による表現は一旦横に置いて
もうちょっと自分の手を動かして表現してみよう、と次の図を作ってみました
ちなみに私は日常生活の中で①~⑥全部あります
周辺環境や話者次第でどれか1つのきこえ方がしている事もあれば
複合して話の内容がもう欠片もわかんない(音としては聞こえてる)事もあります
もちろん、環境が整って相手の話し方次第ではクリアに会話できる「時も」あります
私自身はこのきこえの世界しか体験したことがないので、きこえで困ったことがない方にはなかなかこのLiD/APDや難聴の人の世界がどんなのかって伝わらないのですが
何か、こういう表現で伝えられるものがあればいいなと思っています