これ、何か分かりますか?河川敷に設置してあるビニール傘の謎。
みなさんこんにちは!調布でペットホテルを運営している、株式会社キンクドテールと申します!私はサイクリングをするのが趣味で、今年の2月頃に荒川沿いを走っていた際、上の写真のようなビニール傘が開いた状態で道端に落ちているのを発見しました。もちろん、これがひとつだけならば目にもとまらなかったのですが、下写真の通り、何個も置いてあったのです。
一つ一つがドーム状になっていて、中には空洞が。。。これはもしや、何か住んでいるのではないかと思って恐る恐る近づいてみると。。。
ヌッと中から現れたのは、猫!!もしやと思い、他のドームを覗いてみると。。。
またもやにゃんこを発見!!!そして、器の中にはカリカリのご飯が入っていました。ということは、誰かが飼っているのか?とあたりを見渡すと。。。
写真での撮影はしませんでしたが、ホームレスの方々の家がありました。こちらの猫様用のビニールハウスは、ホームレスの方々が作ったようです。それが分かってからは撮影は中止したのですが、あたりを見渡すと、このようなビニールハウスは5・6個ではなく、50個近くありました。。。
実は昨年の10月に、荒川は雨によって増水し、河川敷一帯が水びたしとなりました。
上記写真で、鉄の柵があるところは遊歩道だったのですが、冠水してしまっています。。。それまでは、実は野良猫の楽園のような場所だったのですが、一気にその楽園が奪われてしまったのです。
ここからは私の想像なのですが、おそらく、ホームレスの方々も同タイミングで住居を失くされてしまったため、同じ立場の猫を不憫に思い、ビニールハウスを作ったのではないかと思います。世の中、飼い猫を捨てる人もいれば、それを助ける人もいるのですね。猫にとっての幸せが何かは分かりませんが、少なくとも、このビニールハウスで過ごしている猫は、幸せそうな感じがしたのです。
私の夢は、野良猫や殺処分寸前の動物を引き取って、大勢の動物に囲まれながらゆっくりと田舎で暮らすことですが、今はまだまだペット関連の仕事で生計をたてられておらず、実行出来ていません。しかし、財産をほとんど持たないホームレスの方が猫に住居を与えていて、それを猫が使っている様子を目の当たりにし、なんでも行動をしてみるものだなと改めて思いました。
私の最終目標である、「ペットのための楽園」をつくるために、これからも日々活動をして参りますので、株式会社キンクドテールへのご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!
最後になりますが、私たちはペット関連でお困りの皆様の声を元に、ペット関連イベント・ペット関連の新規事業立ち上げ等を行い、社会的な問題を解決するべく活動をしておりますので、何かお役立ち出来そうなことがございましたら、どしどしご連絡くださいませ!